2016年5月25日(水)

【いばらき春秋】

わが家のトイレの壁には小学生が習う漢字の一覧が貼ってある。先月からは5年生が習う185字。読みや書き順、部首などが分かる。長時間腰を据える場所ではなく、どれだけ学習効果があるか分からないが、娘が就学した年から続けている
▼現在、小学校の国語で6年間に習う漢字は1006字。先日、中教審のワーキンググループが次期学習指導要領の議論で、これに20字加える案を示した。正式に決まれば2020年度から実施される
▼20字はこれまで習わなかった都道府県名に使う漢字の一部である。この中に茨城(いばらき)県の「茨」が含まれる。小学校社会で47都道府県の名称と位置を習うことから、その定着のために漢字の学習も必要と判断したという。ちなみに「城」は現在、6年生で習う
▼「茨」はとげのある低木の総称。「茨城」の地名は、700年代初めに成立したとされる常陸国風土記の中で「茨城郡」として登場する
▼「茨城」の地名の由来について、風土記には、犯罪を繰り返す人たちを「茨棘=う(い)ばら」で退治したとする二つの言い伝えが記されている
▼命名の由来まで学ぶのは難しいかもしれないが、国語で習うようになれば「いばらぎ(・)」と読み間違う人は減るかもしれない。(斎)

2016 年
 5 月 25 日 (水)

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