2017年3月30日(木)

【いばらき春秋】

インターネットで、航空券を買おうとすると、航空会社によって、期間限定の割引や先行割引があり、直前の予約より、安価に購入できる。空席を減らしたい航空会社の工夫。週末などは、数カ月も先なのに割引適用の座席は、残席が少ない。早々と予約した人がいるのだろう
▼宿泊施設も、ネット予約で先行割引を設定するなど、空き部屋を埋める工夫をしている
▼「工夫」を組み合わせれば旅行会社のツアーより、安く旅行できる。だが、こうした個人のやりくりと、あまり料金が変わらないツアーもある
▼海外旅行を格安で扱う「てるみくらぶ」が破産手続きに入った。信用調査会社・帝国データバンクによると、負債は約151億円。一般旅行者に対する債務は約3万6千人、約100億円に上る
▼ネット予約を中心にハワイ、グアム、韓国などのツアーを手掛け、知名度を上げた同社。安値競争が激化する一方、円安の進行や、空席を無くすため、機材を小型化した航空会社からの仕入れコストが膨らんだ。このため、余裕のあるシニアを対象に、商品を展開し、宣伝広告費が増大
▼影響が膨らむ前に判断できたはず。同社のツアーを利用し、海外にいる旅行客は約2500人。無事に帰国できることを願う。 (信)

2017 年
 3 月 30 日 (木)

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