2016年7月1日(金)

【いばらき春秋】

ビートルズ来日から50年。欧州連合(EU)離脱決定で揺れる英国が生んだ音楽グループだ
▼1966年6月29日、東京・羽田空港に到着し、7月3日の離日までに日本武道館で計5公演を行った。新聞などを基に分析した「『ビートルズと日本』熱狂の記録」(シンコーミュージック・エンタテイメント)は詳細なデータで当時を伝える。メンバーは厳重な警備下に置かれ、外出もままならなかった
▼日本では解説本も数多い。「ビートルズの音楽はアイルランド移民の子孫である彼らの血の中にある“ケルト性”と(略)“アメリカに根づいた黒人音楽”が理想的な形で融合されたものだ」(和久井光司著「ビートルズ」講談社選書メチエ)
▼さらに「ビートルズと旅するインド、芸能と神秘の世界」(柘植書房新社)著者の井上貴子大東文化大教授は「インド的サウンドがいかに彼らの音楽世界を大きく広げることに貢献したかがよくわかる」と記す
▼いまだに音楽・映像ソフトが売れ続ける。「グループとしては解散したが、アップル社の経営を支える重役陣として解散したことは一度としてない」(中山康樹著「ビートルズの謎」講談社現代新書)
▼半世紀が過ぎても聴き継がれる謎解きは面白い。 (大)

2016 年
 7 月 1 日 (金)

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