2017年5月26日(金)

【いばらき春秋】

古民家を再生したカフェや宿などが若者に人気だ。日本家屋への美意識は若い世代の方が敏感かもしれない
▼全国に残る歴史的な集落や町並みを持つ自治体の関係者らが集う「全国伝統的建造物群保存地区協議会」の桜川市大会が同市真壁地区で開催。きのうは重要伝統的建造物群保存地区の視察や意見交換会があった
▼「全国から来た人たちに真壁を客観的な目で見てもらい、提言してもらえれば」。歴史的建造物をまちづくりに生かそうと20年以上活動してきた市民団体「ディスカバーまかべ」の吾妻周一会長は話す
▼歴史的な町並みを生かした「真壁のひなまつり」で知られるが、震災から復旧した町並みを今後どう生かしていくかが課題。歴史的建造物を生かしたカフェなども登場しているが、来訪者の受け皿は不足気味だ
▼参加者からは電線地中化や自動販売機など景観の問題が指摘されたが、「街の人や子どもたちから積極的にあいさつされた。おもてなしの心を誇りとしてつなげてほしい」との声も
▼「寒い中、真壁に来てくれた人をもてなそう」と始めたひなまつり。大会では地元住民が視察で歩き疲れた参加者をお茶や漬け物、スイカでもてなした。心の大切さも改めて感じた一日だった。(大)

2017 年
 5 月 26 日 (金)

メニュー
投稿・読者参加
サービス