まちの「枠」超えて 県央地域定住自立圏

　水戸市を中心とした周辺９市町村による「県央地域定住自立圏」が動き始めた。医療・福祉や公共交通、広域観光など、幅広い分野で各地域が結び付きを強めることにより住民サービスを高め、圏域の人口流出に歯止めをかけるのが狙い。自治体の枠組みを超えた連携がより住みやすい地域を形作れるか、さまざまな課題や将来像を探った。