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候補者プロフィール:衆院選 茨城1区候補者アンケート:衆院選 茨城1区

川辺賢一
(かわべけんいち)
年齢:30
肩書:幸福実現党員
政党:諸派新



立候補は2012年衆院選の比例北関東ブロック以来2回目。衆院選をにらみ、3月に埼玉県から妻の出身地・水戸市に移った。
早稲田大学在学中に幸福実現党入り。党の政治家養成機関で学んだ。宇宙技術を民生転用したベンチャー企業に勤務した経験がある。現在は党県代表と党政調会経済部会長を務める。
「新しい保守の受け皿として、安全保障分野でしっかり日本を守れる体制をつくりたい。国会で非核三原則の見直しや日本独自の核武装の議論をしたい」
北朝鮮のミサイルについて「国民はどうやって逃げたらいいのか」と政府を批判。核シェルターの設置を訴える。
消費税率の5%への引き下げを求める。「日本経済の6割が個人消費。消費を活性化させることで経済が成長する」と分析する。
尊敬する人物は徳川斉昭と渋沢栄一、父母。妻と2人暮らし。水戸市石川。30歳。


ミサイル発射と核実験を繰り返す現在の北朝鮮情勢を踏まえた外交・安全保障について、お聞かせください。

国民保護の観点から万が一のときに備え、地下核シェルターを先進国並みに普及させる。日米同盟を軸としながらも、自主防衛力を強化する。抑止力維持のため、非核三原則を見直し、日本の核装備に向けた議論を始める。憲法9条を改正し、自衛隊を国防軍として改編し、国際法に準拠した通常の軍隊を保有する。



政府の経済政策「アベノミクス」を評価しますか、しませんか。

評価しない。2013年に始まった異次元緩和が功を奏し、いくつかの経済指標が改善したのは事実だが、日本経済の総需要の約6割を占める消費支出は14年の消費増税以降、大きく低迷を続けている。アベノミクス発動の最大の目的であったデフレ脱却は消費増税による消費低迷により果たされていない。



消費税の10%への増税は先送りが繰り返され、2019年10月からの予定となっています。消費増税に賛成ですか、反対ですか。

増税には反対。財政再建は進めなければならないが、消費税収の伸び率は近年では増税前の2013年度が最も高く、14年の増税以降、低迷し、16年度にはマイナスに転じている。財政再建に必要なのは税率の引き上げではなく、税収の増加だ。そのために景気拡大こそ必要で、故に増税ではなく減税を進めるべき。



憲法は改正すべきですか、改正せず守るべきですか。9条のあり方を含めお答えください。

9条については2項を削除した上で改正すべき。安倍首相が唱える憲法9条の2項を残したまま、3項以降に自衛隊を明記するという加憲案、すなわち自衛隊の合憲性確保のためだけの9条改正は意味がない。今、必要なのは、自衛隊は一公務員であるべきなのか、それとも国際法に準拠した軍隊であるべきなのかという議論だ。



東海第2原発の再稼働に賛成ですか、反対ですか。全国の原発の必要性自体、再稼働の是非はどう考えますか。

科学的根拠に基づき、安全性が認められた原発の再稼働は賛成。40年を超えた原発を廃炉とする40年ルールは科学的根拠に基づいたものではないと改正原子炉規制法の立法者が参院環境委員会で認めている。化石燃料に頼らず、クリーンで安定・安価な発電方法として原発は今のところ不可欠である。



加速する人口減少にどう対処しますか。どんな「地方創生」の対策がありますか。

水戸線の複線化で県西エリアの活性化を進めるべきだ。東京、水戸、東北をリニア新幹線で結ぶ。最先端のAI技術導入を促し、IoTを駆使した大規模農業を進め強い農業をつくる。セスナや空飛ぶ車の免許取得センターを誘致し、軽小型飛行機の離着陸場を整備する。ドローン操縦の練習場を誘致し産業技術立国の拠点とする。



今回の選挙で有権者に最も訴えたいことは何ですか。

私は働く世代の声を受け止める「新しい保守の受け皿」です。今、野党議員の多くは政権交代が自己目的化し選挙目前で政策がコロコロ変わる。これでは与党と真面目な政策議論ができない。安全保障分野では与党と価値観をある程度、共有しながらも、古いバラマキ体質については改革を迫れる「新しい保守」を創っていきたい。


    ■おことわり

    ※年齢は投票日現在。略歴は主な肩書き、[元]経歴、学歴、住所の順。政党欄と略歴中の[]内の政党名・略称は推薦・支持政党です。
    ※無投票選挙候補者略歴の当選回数は今回の選挙結果を反映しています。
    ※案分によって出た小数点以下の票数は切り捨てています。
    ※候補者名の表記などで、利用端末によっては表示できない文字・フォントが含まれている場合があります。このため一部の文字を、多くの端末で表示できる一般的な文字に変更させて頂く場合があります。



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