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候補者プロフィール:衆院選 茨城1区候補者アンケート:衆院選 茨城1区

福島伸享
(ふくしまのぶゆき)
年齢:47
肩書:党国対副委員長
政党:希望前



今回の衆院選を「政権選択の選挙」と位置付ける。森友、加計学園問題を追及するさなかでの解散に、「権力の私物化が進む。誰のための政治なのか根幹を問う」と語気を強める。
2012年以降、政界再編を訴えてきた。「まずは希望の党を一過性で終わらせず、役割を果たせる国民政党に育てることが仕事」。新たな党での存在感発揮に意欲を示す。
政治少年だった学生時代、「極端な平等主義や伝統文化の荒廃など、社会の矛盾を感じていた」といい、政治を志す原点となった。橋本、小泉両首相の自民政権下での経産省職員時代には「官僚任せの政権運営」に疑問を募らせた。「大転換が必要。国民の手で政権を変える機会」と訴える。
たまの休日には、趣味の料理で家族をもてなすことも。「大事なのはバランス。良い素材を合わせてもおいしい料理はできない。政治と一緒」。家族は妻と長男。水戸市千波町。47歳。


ミサイル発射と核実験を繰り返す現在の北朝鮮情勢を踏まえた外交・安全保障について、お聞かせください。

まず、現行憲法下でどこまでの具体的な防衛ができるのかをしっかりと検証し、日米安保条約に基づき米軍と連携すべき点について米国と密接な調整を図るべきである。北朝鮮への圧力は、北朝鮮を対話のテーブルに乗せるための手段として行うべきであり、米国のみならず中露韓等とも連携して北朝鮮の逃げ道をふさぐべきではない。



政府の経済政策「アベノミクス」を評価しますか、しませんか。

金融緩和による円安とGPIF等による下支えによって株価が上がっているだけ。実質賃金は伸びず、消費は弱く、特に地域経済に改善の実感なし。「一億総活躍」等派手なキャッチフレーズの実態は霞が関の既存政策の焼き直しにすぎず、効果が上がるはずがない。大企業の内部留保を賃金や投資に回させるなど根本的な政策転換が必要。



消費税の10%への増税は先送りが繰り返され、2019年10月からの予定となっています。消費増税に賛成ですか、反対ですか。

安倍政権で消費税を8%に上げた結果、景気は見事に腰折れした。アベノミクスが失敗し、デフレ下に戻ろうとしている現在、消費税増税は景気に甚大な悪影響を与えるため凍結すべきである。



憲法は改正すべきですか、改正せず守るべきですか。9条のあり方を含めお答えください。

現行憲法に関する議論を国民を巻き込んで積極的に行い、立憲主義を強化する観点からの9条を含む憲法改正であれば、具体的な改正議論に責任を持って対応すべきである。特に中身のない地方自治の規定や衆参の役割分担などの国会の在り方、総理の解散権などについては、早急に具体的な改正案を作成すべきである。



東海第2原発の再稼働に賛成ですか、反対ですか。全国の原発の必要性自体、再稼働の是非はどう考えますか。

独立規制機関の原子力規制委による科学的知見からの審査に委ねるべきだが、30キロ圏内に約100万人が居住している地域特性を踏まえた現実的で厳密な避難計画の立案と地元自治体の同意が大前提。同原発の稼働は日本原電の在り方自体の問題でもあり、日本の原子力産業全体の今後の姿と役割分担を国が責任をもって示すべき。



加速する人口減少にどう対処しますか。どんな「地方創生」の対策がありますか。

子育て世代や教育への政策資源の配分が他の先進国と比べて小さい中で、これらの層への政策資源の配分を抜本的に強化し、「子育てにはお金がかからない国」にすべき。エネルギーや食料などについて、ヒト・モノ・カネが地域で循環する経済構造をつくり上げ、東京を通さずに東京に依存せずに世界と直接つながれるようにすべき。



今回の選挙で有権者に最も訴えたいことは何ですか。

2期目2年9カ月の間、国会質疑60回、議員立法提出12本、安倍総理との直接対決19回。「仕事が見える地元の代議士」として働いてきた。森友・加計問題に象徴される安倍政権による権力・国家の私物化が進む中で、「政治は誰のためのものなのか」本質的な問い掛けを行い、寛容な改革保守政党を皆さんとつくり上げていきたい。


    ■おことわり

    ※年齢は投票日現在。略歴は主な肩書き、[元]経歴、学歴、住所の順。政党欄と略歴中の[]内の政党名・略称は推薦・支持政党です。
    ※無投票選挙候補者略歴の当選回数は今回の選挙結果を反映しています。
    ※案分によって出た小数点以下の票数は切り捨てています。
    ※候補者名の表記などで、利用端末によっては表示できない文字・フォントが含まれている場合があります。このため一部の文字を、多くの端末で表示できる一般的な文字に変更させて頂く場合があります。



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