ジャンルで絞り込む:
エリアで絞り込む:

候補者プロフィール:衆院選 茨城4区候補者アンケート:衆院選 茨城4区

堀江鶴治
(ほりえかくじ)
年齢:75
肩書:元市議
政党:共産新



前回に続き2回目の国政挑戦となる。「憲法改悪は許さないとの信念で、高齢ではあるが立候補した。憲法を守り抜き、平和な日本をつくる」と決意を語る。
旧緒川村議8期、常陸大宮市議2期を務め、地方議員の経験は豊富。農業を営み、県北中山間地域の農業の衰退を嘆く。「若者が減り、農家の高齢化が進む。農業がさびれれば、その地域はなくなる。何としても農業を守らなければならない」と力強く訴える。
21歳から農協で働きはじめ、労働組合に入って百里基地反対闘争に加わったのをきっかけに党員になった。毎月、旧緒川村地域で950部発行する地域新聞は、議会報告や地域での活動、住民の声などを掲載している。もうすぐ550号に達する。
趣味の将棋は通信教育でアマチュア五段の腕前。毎月2回、将棋クラブで仲間と指すのが楽しみ。子どもは独立し、妻と2人暮らし。常陸大宮市大岩。75歳。


ミサイル発射と核実験を繰り返す現在の北朝鮮情勢を踏まえた外交・安全保障について、お聞かせください。

北朝鮮の核実験とミサイル発射は、絶対に許せない。同時に破壊をもたらす戦争だけは、絶対に起こしてはならない。経済制裁強化と一体に「対話による平和的解決」に、力を尽くすべき。憲法9条を持つ日本こそ、その立場で米朝をはじめ、世界各国にイニシアチブを発揮して、働き掛けるべきだ。



政府の経済政策「アベノミクス」を評価しますか、しませんか。

全く評価しない。アベノミクスで大企業と大株主には、大変なもうけが転がり込んできた。一方で、庶民は円安による物価上昇に苦しみ、実質賃金は連続減少。中小企業も7割が赤字だ。日本経済の6割を占める家計消費の落ち込みこそ、景気低迷の最大の原因。暮らし第一の経済に転換し、日本経済を立て直す。



消費税の10%への増税は先送りが繰り返され、2019年10月からの予定となっています。消費増税に賛成ですか、反対ですか。

絶対に反対。2014年に8%への大増税が、何をもたらしたか。それは日々の買い物でその重さを実感されていると思う。家計消費が連続マイナス、3年以上たっても深刻な消費不況が続いている。こんな時に10%への大増税をやったら、家計も経済もどん底に突き落とされることは明らかだ。



憲法は改正すべきですか、改正せず守るべきですか。9条のあり方を含めお答えください。

守るべき。安倍首相が主張する憲法9条改憲は、自衛隊を憲法上の追認にとどまるものではない。憲法違反の安保法制を合憲化し、無制限の海外での武力行使に道を開くことにその本質がある。この危険な9条改憲を断念し、二度と戦争をしないと誓った9条の精神を生かした平和外交の道に踏み出すべきだ。



東海第2原発の再稼働に賛成ですか、反対ですか。全国の原発の必要性自体、再稼働の是非はどう考えますか。

再稼働反対。来年11月で稼働以来40年を迎える老朽原発。東日本大震災でも被災し、20年運転延長などあまりに危険。30キロ圏内に約96万人が暮らし、避難は不可能。現在の運転停止のまま再稼働せず、廃炉にすることが最も安全だ。ただちに政府は原発ゼロを決断し、再生可能エネルギーへの転換を図るべきだ。



加速する人口減少にどう対処しますか。どんな「地方創生」の対策がありますか。

日本の少子化・人口減が深刻なのは、結婚・出産・子育てを願っても、それを妨げている日本社会のゆがみ。若者の2人に1人は非正規雇用という低賃金・不安定な状況。正社員であっても世界でも異常な長時間労働。人口減に歯止めをかけるには、子どもを産み育てる安心の環境づくりに本腰を入れる政治の実現が急がれる。



今回の選挙で有権者に最も訴えたいことは何ですか。

今回の総選挙は「森友・加計疑惑隠し」を狙ったものであり、党略的な暴挙。安倍暴走政治をこのまま続けさせていいのかが最大の争点だ。憲法を壊し、民意を踏みにじる安倍政権に退場の審判を下す選挙。市民と野党の共闘で憲法9条の改悪を許さず、消費税10%大増税は中止し、国民の暮らしと平和を守ろう。


    ■おことわり

    ※年齢は投票日現在。略歴は主な肩書き、[元]経歴、学歴、住所の順。政党欄と略歴中の[]内の政党名・略称は推薦・支持政党です。
    ※無投票選挙候補者略歴の当選回数は今回の選挙結果を反映しています。
    ※案分によって出た小数点以下の票数は切り捨てています。
    ※候補者名の表記などで、利用端末によっては表示できない文字・フォントが含まれている場合があります。このため一部の文字を、多くの端末で表示できる一般的な文字に変更させて頂く場合があります。



    ORICON NEWS

    ORICON NEWS一覧へ