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候補者プロフィール:衆院選 茨城7区候補者アンケート:衆院選 茨城7区

石嶋巌
(いしじまいわお)
年齢:63
肩書:党県委員
政党:共産新



「困った人、弱者に光を当てる」。関東・東北豪雨で被災した常総市に、父の遺品の服と新米を支援物資として届けた。その際、被災地の現状を見た経験から「被災者に対する国の支援金制度を充実させるべき」と訴える。
20歳で共産党に入党。これまで機関誌の配達、選挙の後方支援といった活動をしてきた。県党委員会幹部から促され、「安倍政権の政治の私物化は許せない」と、その場で国政挑戦を決意した。森友・加計学園問題の徹底究明や憲法9条堅持などを公約に掲げる。
高校卒業後、ディーラー勤務を経て生活協同組合で約30年間働いた。退職後は父の後を継ぎ、稲作に取り組む。原価割れするコメ買い取り価格、天候に左右される野菜の生産現場を知る立場から、農業者の収入補償や非正規労働者の生活保障の確立を目指す。
趣味は映画や美術鑑賞、釣り。妻と次男の3人暮らし。筑西市大谷。63歳。


ミサイル発射と核実験を繰り返す現在の北朝鮮情勢を踏まえた外交・安全保障について、お聞かせください。

北朝鮮の軍事的挑発は許されない。軍事衝突は関係各国に破滅的結果をもたらすので、絶対に避ける。一番リアルな危険は、米朝双方の挑発からの偶発的な軍事衝突。米朝に自制を求める。対話否定の安倍政権の対応も有害。国際社会の紛争解決の本流は対話。経済制裁の厳格化・強化と一体に、ただちに対話に踏み切る。



政府の経済政策「アベノミクス」を評価しますか、しませんか。

結局「アベノミクス」になって増えたのは、大企業のもうけやため込み(内部留保)ばかりで、消費も賃金もマイナスの連続。よって、評価しない。「アベノミクス」の結果、大企業のもうけやため込みを増やすばかりで賃金が上がらないのでは、消費は増えない。「アベノミクス」をやめることこそが必要である。



消費税の10%への増税は先送りが繰り返され、2019年10月からの予定となっています。消費増税に賛成ですか、反対ですか。

2014年4月の増税強行以降、個人消費は回復していない。安倍政権は消費税問題を国政選挙の度に利用してきたが、再々延期とも言えなくなった。自ら社会保障と教育の予算を削減しながら、それを人質に「増税」はひどすぎる。大企業減税、富裕層・大株主優遇税制の一方で、高所得者に軽く低所得者に重い消費税の増税に反対。



憲法は改正すべきですか、改正せず守るべきですか。9条のあり方を含めお答えください。

9条に「自衛隊」を書き込むと「戦争はしない」「戦力は持たない」憲法の条文の意味が変わる。全面改憲も部分改憲も最終目標は9条改憲。現行憲法に問題があるわけではなく、むしろ軽視してきた政治が問題。条文を変えずとも、憲法判断で新しい人権など内容を豊かにしていける柔軟性を持つのが現行憲法。改正せずに守るべき。



東海第2原発の再稼働に賛成ですか、反対ですか。全国の原発の必要性自体、再稼働の是非はどう考えますか。

人口密集地域での老朽原発の運転延長は危険であり、反対。福島第1原発の事故後、ほとんどの原発は運転を停止しているが、電力は足りている。知事選でも民意は示された。廃炉作業には人手はもちろん、時間と研究が必要で、原発関連労働者の雇用は守られる。原発ゼロを決断し、再生可能エネルギーで地域の活性化を。



加速する人口減少にどう対処しますか。どんな「地方創生」の対策がありますか。

人口減少は、歴代自民党政権こそが原因。不安定雇用と低賃金、長時間労働を是正し、若者が安心して結婚し、出産や子育てができる環境を整える。農業と中小企業への支援強化、地域密着の公共投資を増やす。医療と介護を確保して、地域の安心を築く取り組みに応える。過疎地域などへの地方交付税を大幅に拡充する。



今回の選挙で有権者に最も訴えたいことは何ですか。

政治不信が広がっているが、主権者は私たち国民。政治は私たちのもの。「戦争か、それとも、新しい政治か」の歴史的岐路に立つ今、傍観するのではなくて、主権者としてぜひ投票に行こう。国民のための政治を取り戻そう。「私の一票が政治を変える」。このことを現実のものとしよう。


    ■おことわり

    ※年齢は投票日現在。略歴は主な肩書き、[元]経歴、学歴、住所の順。政党欄と略歴中の[]内の政党名・略称は推薦・支持政党です。
    ※無投票選挙候補者略歴の当選回数は今回の選挙結果を反映しています。
    ※案分によって出た小数点以下の票数は切り捨てています。
    ※候補者名の表記などで、利用端末によっては表示できない文字・フォントが含まれている場合があります。このため一部の文字を、多くの端末で表示できる一般的な文字に変更させて頂く場合があります。



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