候補者プロフィール：衆院選 茨城7区候補者アンケート：衆院選 茨城7区

永岡桂子
（ながおかけいこ）
年齢：63
肩書：元厚労副大臣
政党：自民前

これまで文部科学委員長を1年間務めたほか、厚生労働副大臣や農林水産大臣政務官を歴任し「充実した政治家人生を送ってきた」と話す。教育や消費者問題などを挙げ「やらなければならないことがまだ多くある」と、小選挙区での勝利に向けて活動を強める。
2年前の鬼怒川決壊による水害の際には、被災した常総市内の病院の支援などに奔走し「相当頑張った」と、振り返る。
公約に首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の4車線化などを挙げたほか、自身の子育て経験も踏まえ、妊娠から子育てまでの切れ目ない支援や給付型奨学金の充実を掲げる。選挙戦に向けては地域、世代の両面で後援会を強化。自民系首長や党幹部の応援も受けながら支持を広げる方針。
離れて暮らす2歳の孫とのテレビ電話や、会った時の交流が楽しみという。「かわいい。見ているだけで幸せ」と表情をほころばせる。古河市東本町。63歳。

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ミサイル発射と核実験を繰り返す現在の北朝鮮情勢を踏まえた外交・安全保障について、お聞かせください。

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北朝鮮はさまざまな国際合意を反故にし続けており、対話は必要だが奏功するとは考えづらい。積極的な外交によって各国首脳の信頼を得てきた自公連立政権において、経済制裁強化などについて諸外国を粘り強く説得し国際社会の一致団結した姿勢を示すとともに、自衛隊の弾道ミサイルへの対処能力を不断に向上させる必要がある。

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政府の経済政策「アベノミクス」を評価しますか、しませんか。

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評価する。有効求人倍率の改善、とりわけ正社員の倍率が1倍を超えたこと、名目ＧＤＰ（国内総生産）の50兆円増、企業収益の増加等さまざまな指標が成果を示している。実感にとって重要なさらなる賃金の上昇に向け、同一労働同一賃金の制度としての担保などを通じた正規・非正規雇用間の格差是正、最低賃金の引上げなどに取り組んでいく。

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消費税の10％への増税は先送りが繰り返され、２０１９年10月からの予定となっています。消費増税に賛成ですか、反対ですか。

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賛成する。財政健全化の財源が必要なだけでなく、わが国にとり喫緊の課題である少子化対策のために、若い世代にとってとりわけ大きい子育て・教育への不安を幼児教育無償化などにより解消し子どもを産み育てやすい社会を構築するなど、全世代型社会保障への転換を図るための財源にも消費税増収分を投入すべきである。

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憲法は改正すべきですか、改正せず守るべきですか。９条のあり方を含めお答えください。

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改正すべき。憲法に規定が存在する以上改正は予定された事項であり、時代に合った憲法をつくり上げる不断の努力が必要。国民の生命の保護という国家第一の責務にとって自衛隊の存在は不可欠であり、合憲違憲の議論に終止符を打つべき。ただし主権者たる国民の理解と合意が大前提であり、期限ありきの議論はすべきでない。

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東海第２原発の再稼働に賛成ですか、反対ですか。全国の原発の必要性自体、再稼働の是非はどう考えますか。

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原発の再稼働については、安全性の確保を大前提として、厳格な基準に則った原子力規制委員会の安全審査に基づく判断を原則として尊重すべきであるが、東海第2原発については、半径30キロ以内に100万人余りの人口や県庁を有するという特殊性を考慮し、関係者の理解と協力を得るための丁寧な努力が特に必要である。

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加速する人口減少にどう対処しますか。どんな「地方創生」の対策がありますか。

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2019年に制度として設けられる専門職大学および連携企業を誘致し、専門人材の育成と定着を図る。また、複数の地域企業間で異性の社員交流を促すとともに共同利用可能な企業主導型保育所の整備を進め、地域での結婚のチャンス拡大と働きながら子育てがしやすい環境を整備し、地域に人が定住する流れをつくり上げる。

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今回の選挙で有権者に最も訴えたいことは何ですか。

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関東・東北豪雨災害からの復旧等をはじめ、地域の声を国政に届けるため汗をかいてきたこと。圏央道の早期4車線化、地域経済の活性化。安定した自公政権こそわが国を守り抜くことができること。男性とともに女性が働きやすい社会の構築。子育て世代の不安解消のため消費税増収分の一部を幼児教育の無償化等に充てること。