◆2016年10月◆

うちわ作りの真剣さ漂う

今月は「身近な職人」がテーマです。テーマ設定のせいか、応募総数70点と少なめでした。

最優秀賞は飯田正弘さん(常陸太田市)の「うちわ作り80年」です。県内では有名な雪村うちわの職人さんです。タイトルにあるように、何十年も続けてきたうちわ作りの現在の姿を、ストレートな視点で捉えています。うちわ作りに向き合う真剣さが漂う写真です。

優秀賞は鈴木治雄さん(常陸大宮市)の「伝承の里」と佐々木敏勝さん(日立市)の「気持を込めて」です。「伝承の里」は回り舞台の組み上げシーンでしょうか。青空と格子のパターン、材料を縄で縛る職人が、広がりのある構図で配置されています。効果的なレンズの使い方が光ります。

「気持を込めて」は、そば打ち職人の手元を狙いシンプルにまとめながらも、画面の一部に差し込む光がコントラストを強め、緊張感のある画面です。職人の素早い動きを作品に仕上げる技術がうかがえます。

 (写真映像部長・山本和朗)



「うちわ作り80年」 飯田正弘(常陸太田市)
ニコンD800 18-135ミリ f4 1/100秒 ISOオート=常陸太田市




「伝承の里」 鈴木治雄(常陸大宮市)
キヤノン 15ミリ f11 1/320秒 ISO100=常陸大宮市


「気持を込めて」 佐々木敏勝(日立市)
キヤノン 100ミリ f7・1 1/800秒 ISO200=常陸太田市




「鍛冶屋さん」 島田道子(日立市)


「落ち葉掻き 」 佐藤武美(高萩市)


「伝統の技」佐藤次男(常陸大宮市)


「我が家を新築中」 西口邦彦(石岡市)


「大樹に挑む」 萩谷正男(常陸大宮市)


「小さな職人」 生田目千枝(石岡市)


「名人の手さばき」 綿引勝春(大子町)


「似た者同士(作者と作品)」 熊田政男(北茨城市)


「オレ・ガンバル!!」 佐藤邦夫(東海村)

2017 年
 2 月 23 日 (木)

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