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2012年4月24日(火)
チェルノブイリ事故後の村描く 取手で鉛筆原画展
来月5日から

【写真説明】チラシを手に観賞を呼び掛ける南條なつみさん=取手市寺田

チェルノブイリ原発事故後、現地で住民の生活を描いた画家、貝原浩氏(1947〜2005年)の鉛筆原画展「風しもの村・チェルノブイリ・スケッチ」が5月5日から、取手市新町のとりでアートギャラリーきらりで開かれる。主催する「貝原浩の仕事の会」(世良田律子代表)は「福島原発問題は、日本全国の問題。チェルノブイリから学びたい」と観賞を呼び掛けている。

岡山県出身の貝原氏は、東京芸大工芸科を卒業後、画家、デザイナー、イラストレーターとして活躍。書籍の装丁本は700冊以上とされる。92年には、チェルノブイリ原発事故被災者への医療支援を目的とする日本チェルノブイリ連帯基金の活動の一環で、映画監督、本橋成一氏らとベラルーシなどを訪問。「絵描きの役割」を自問しながら縦65センチ、横180センチの大判和紙10枚に人々の生活を描いた。

今回の原画展は、大学生当時からの友人で、同市小堀(おおほり)、NPO職員、南條なつみさん(58)らが同会を立ち上げて実現した。展示するのは計15点の作品。それぞれに「次代がまだあると考えるなら、原発の起こした惨事が決して人ごとでなく、日常に隣り合わせにひそむ私たち共通の悲劇です」など貝原氏の言葉が添えられている。

同展は5月11日まで。入場無料。問い合わせは同仕事の会TEL090(3913)1940


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