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小川高校最後の卒業式「プライド忘れずに」



3月末で閉校となる県立小川高校(横須賀義章校長)の卒業式と閉校式は小美玉市小川の同校で開かれ、同校ゆかりの人々が見守る中、最後の第25回卒業生56人が巣立って27年の歴史に幕を下ろした。

卒業証書授与式には教職員、保護者、同窓生ら約200人も出席し、式辞で横須賀校長が「小川プライドを人生の道しるべとし、これからも学んでいってほしい」と述べた。生徒代表の井野眞さんは「小川プライドは私たちにとって人生の糧。3年間の経験を基に一層努力していきます」と謝辞を述べた。

引き続いて閉校式が行われ、横須賀校長や来賓が「小川高校を心の中に刻んでいてほしい」と呼び掛け、生徒代表の木植拓哉さんが感謝の意を表した。生徒らの思い出のスライドも披露された。

同校は1986年4月開校し、2489人の卒業生を送り出した。2010年度の県立高校再編整備計画発表後、生徒たちは「ありがとう小川プライド(誠実、創造、友愛)」をスローガンに閉校プロジェクトに取り組んだ。

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