2013年9月7日(土)

橋本県政あす審判 低投票率懸念 多選の是非焦点

【AD】

任期満了に伴う知事選は8日、投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは6選を目指す現職の橋本昌氏(67)と元茨城大副学長で新人の田中重博氏(66)=共産推薦=で、5期20年の橋本県政に対し、県民有権者がどのような審判を下すかが最大の焦点。橋本氏と共産系候補による一騎打ちは4度目で、期日前投票が低調なことから著しい低投票率が懸念されている。任期満了に伴う行方市長選、東海村長選と県議選古河・取手・筑西3市区補選(いずれも欠員1)の投開票も同日実施される。

知事選は、日本原子力発電東海第2原発(東海村白方)の再稼働問題への姿勢や地域医療の充実、財政再建など県政の課題を争点に、激しい戦いが繰り広げられている。

橋本氏は、県内全44市町村長の応援をはじめ、県農協政治連盟、県医師連盟、連合茨城など県内主要団体から600を超える推薦を受け、支持基盤を固めている。計画停電回避や風評被害払拭(ふっしょく)など東日本大震災、東京電力福島第1原発事故への対応、企業誘致、インフラ整備などの実績を強調し、県政の継続を訴えている。

交流サイト「フェイスブック」で「共産系の人が知事職を手にした場合どうなるか」と発信している。

田中氏は、革新系労働団体や共産党県委員会などで組織する「明るい民主県政をつくる会」の支援を受け、県内組織を総動員。「県民の暮らしや福祉を最優先する県政に切り替える」と主張し、東海第2原発再稼働に明確な反対を訴えている。

「長すぎる県政にストップ」「大型開発阻止」などを強調し、橋本県政に対する批判票の取り込みに全力を挙げている。短文投稿サイトの「ツイッター」を積極的に活用している。

選挙戦とともに、低投票率が懸念されている。期日前投票の投票率は投票1週間前(今月1日)で7月参院選の同時期の半分近くに落ち込み、同3日前(5日正午現在)でも低水準が改善されない状況。県選管は全国の歴代最低投票率24・89%を下回る恐れもあると危機感を募らせ、投票呼び掛けに懸命だ。

■知事選立候補者(届け出順)

橋本昌(はしもとまさる)67 知事 無現
【略歴】全国知事会副会長、全国港湾知事協議会長。当選5回。元消防庁消防課長、自治省公営企業第1課長。東大卒。水戸市大町

田中重博(たなかしげひろ)66 元茨城大副学長 無新
【略歴】茨城大名誉教授、県自治体問題研究所理事長、県労働者学習協議会長。元茨城大副学長。京都大大学院修了。水戸市堀町

最近の記事

全国・世界のニュース

2017 年
 3 月 25 日 (土)

メニュー
投稿・読者参加
サービス