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かしてつバス沿線 石岡商高生お薦め店グルメマップ作製

「かしてつバスで行く!食べ歩きグルメマップ」を作製し、今泉文彦市長(右端)に完成を報告した県立石岡商高の生徒たち=石岡市役所
「かしてつバスで行く!食べ歩きグルメマップ」を作製し、今泉文彦市長(右端)に完成を報告した県立石岡商高の生徒たち=石岡市役所


鹿島鉄道跡を走る「かしてつバス」の利用促進に取り組む「かしてつバス応援団」の中心校、県立石岡商高(原田令子校長)の生徒が、沿線の飲食店を紹介するパンフレット「かしてつバスで行く!食べ歩きグルメマップ」を作り上げた。バスと地域を盛り上げるのが狙い。


パンフレット作製は、同応援団に関わってきた3年生8人が課題研究として「調査研究班」をつくり、1年がかりで取り組んだ。バス停留所の石岡駅から小川駅までの沿線にある個人店に着目し、自分たちが利用しながらお薦め店を選んだ。作製に当たって、石岡、小美玉両市などで構成する「かしてつ沿線地域公共交通戦略会議」が協力した。

パンフレットは「女子高生のオススメする絶品スイーツ」「男子高生の選ぶガッツリ肉料理」として計9店を紹介。店舗とお薦めメニューにコメントを付け、写真入りで取り上げている。場所が分かるように、バス停留所からの時間や地図も掲載した。

A4判縦二つ折りサイズで、6500部作製。沿線地区のほか、かしてつバス車内や掲載店舗などで配布する。

14日には、代表の生徒4人が石岡市の今泉文彦市長を訪れ、パンフレットの完成と本年度の活動を報告。班代表を務めた利光大さん(18)は「私たちのアイデアを形にすることができた。活動に関わり地域の魅力を感じることができた」と話し、2年生の比気彩乃さん(17)は「活動を受け継ぎ、私たちも地域を盛り上げていけるものを作っていきたい」と活動継続に意欲を示した。

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