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那珂市・常磐大、七夕にカボチャを きょう土浦、新スタイル提示

5日には常磐大生が中心となり七夕飾り作りが行われる=JR土浦駅「ペルチ土浦」
5日には常磐大生が中心となり七夕飾り作りが行われる=JR土浦駅「ペルチ土浦」


七夕に夏カボチャを-。那珂市と常磐大は5日、JR土浦駅ビル「ペルチ土浦」地下1階で、七夕飾り作りや特産物「那珂かぼちゃ」を味わうワークショップを開く。土用の丑(うし)の日にウナギに代わってカボチャを食べるという新しいライフスタイルを提示し、那珂かぼちゃのブランド化を図る。

地域物産の活用を研究する同大の塚原正彦教授と学生、同市の共同企画。県南地域では知名度が低い那珂かぼちゃのPRが狙い。

夏カボチャはビタミンB・Eや食物繊維、カロチンを多く含む。ビタミンはウナギよりも豊富とされる。那珂かぼちゃは栗のような味とホクホクした食感が特長だ。

那珂市は常陸国風土記で「静織(しどり)の里」と記され、織物の産地。市内の静神社では織り姫が祭られている。共に同市ゆかりの七夕とカボチャを結び付けた形だ。

5日は同大生が中心となり、折り紙で七夕飾りを作り、七夕にまつわる本の読み聞かせ、那珂かぼちゃのシフォンケーキの試食を行う。カボチャの栄養や種類などを説明したパネルも展示される。

2年生の辻太朗さん(19)は「那珂かぼちゃで夏を元気に乗り切り、伝統文化の七夕も深く知ってほしい」と話している。午前10時〜午後6時。(斉藤明成)

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