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原子力事業所が合同訓練



県内の原子力事業所が組織する自衛消防隊の合同研修会がきのう、茨城町長岡の県立消防学校で開かれ、安全協力協定(東海ノア協定)を結ぶ東海村などの18事業所のうち14事業所の24人が参加、人命救助や消火訓練などの実技を体験した=写真。

訓練は木造2階建て事務所から出火し、逃げ遅れた人がいるとの想定で実施。消防署員の指導で放水や人命救助に取り組んだ。人命救助班は防火衣の上に酸素ボンベとマスクを装着。3人一組になり、2人が建物内に入り、逃げ遅れた人を探して救助。残り1人は外から、2人と腰に結ばれたロープで合図し合いながら、指揮所に状況を伝えた。

人命救助に当たった積水メディカルの西ノ明祥(にしのあきしょう)さん(26)は「参加は初めて。一緒に訓練した人と息をそろえたりするのが大変だった」と話した。

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