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石焼き古代食楽しむ 北茨城、どぶろく試飲や模擬店も

古代食作りでは石の上で肉などを焼いて食べた=北茨城市のマウントあかね
古代食作りでは石の上で肉などを焼いて食べた=北茨城市のマウントあかね


北茨城市華川町の公共の宿「マウントあかね」で19日、「収穫祭&どぶろく祭」が開かれた。大勢の行楽客などが訪れ、地元産の農・海産物や構造改革特区を活用して認められているどぶろくの試飲などを楽しんだ。

会場には野菜や海産物加工品、花の苗、陶芸作品などの模擬店のほか、古代食作り体験やそば打ち実演、石窯ピザ焼き体験などが行われた。イベント広場では森のコンサートが開かれ、市内外の6組のバンドなどが祭りを盛り上げた。

古代食体験では、火で焼いて熱くなった石の上で肉やサツマイモ、ピーマン、ネギなどの野菜を調理した。竹筒で炊いたごはんや竹串で焼いたサンマなども食べた。

家族など9人で訪れた同市中郷町の会社員、山影栄さん(40)は「子どもたちが楽しみながら食べていた。自分で焼いたので味も格別だったのでは」と満足そうだった。

祭りには2004年に「どぶろく特区」の認定を受けた農家民宿2軒も出店。試飲と販売を行い、大勢の来場者が飲み比べるなどして味を楽しんでいた。 (飯田勉)

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