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バッグ 収納術紹介 常磐大生が販促イベント

来店者に「バッグ・イン・バッグ」の利便性を説明する常磐大生=水戸市泉町
来店者に「バッグ・イン・バッグ」の利便性を説明する常磐大生=水戸市泉町


常磐大3年生が水戸京成百貨店の協力を得て商品販売に挑戦する産学連携の販促イベントが10日、水戸市泉町1丁目の京成百貨店で始まった。学生23人がアイデアを凝らして企画を立て、11日までの2日間、同店で取り扱うバッグとタオルを実演販売し、設定した販売額の達成を目指す。

販促イベントは今年で5回目。同大でマーケティングを専攻する学生が4組に分かれ、昨年4月から企画立案、同店担当者へのプレゼンテーションなどを重ねてきた。プレゼンは同店で通常行われているのと同じ厳しい審査の対象となり、4組中2組が通過した。

この日は、学生23人がその2組に分かれて実演販売に臨んだ。

バッグ販売グループは最近流行しつつある収納術「バッグ・イン・バッグ」を披露。小さめのバッグに小物類を詰めておくことで、大きいバッグの中身をすっきりさせる利便性や機能性を紹介した。本物の客を前にマイクを握った島和大さんは「商品の魅力は分かっていても、それを伝えるのは難しい」と現場の厳しさを実感した様子で話した。

タオル販売グループはタオル売り場のギフト需要の多さに着目、「タオルアート」を実演した。タオルを折り畳んでウサギやクマを形作り、ラッピングすることでギフトとしての価値を高めた。タオルアートには客自身にも挑戦してもらった。三條彩女さんは「子どもたちから年配の人まで、想像より反響が良かった」と語った。

   (根本樹郎)

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