常陸大宮場所 4月12日開催 大相撲の春巡業
大相撲の春巡業で、常陸大宮場所が4月12日、常陸大宮市工業団地の西部総合公園体育館で開かれる。市役所で12日、水戸市出身の藤島親方(元大関武双山)が会見し、「力士の大きさ、ぶつかる迫力を見てほしい」と観覧を呼び掛けた。
同市で巡業するのは30年ぶりで、序二段から横綱まで約220人の力士が参加。午前8時に巡業の醍醐味(だいごみ)である公開稽古に始まり、序二段から3段目、幕下、十両の取組、幕内・横綱の土俵入り、同取組と進み、午後3時に打ち出し(終了)となる。
取組の合間には、相撲の禁じ手を面白く紹介する見せ物「初切(しょっきり)」や相撲甚句の披露、ちびっこ相撲が行われる。
藤島親方は「力士を間近に見て、大相撲に触れ合ってもらいたい」、尾上親方(元小結浜ノ嶋)は「当日は大盛況に終わるよう尽力する」と話した。
入場料は7千〜1万4千円。販売は同体育館(電)0295(52)5223。