健やか成長へ祈り 城里・稚児練供養
城里町高根の大山(たいさん)寺(渡辺真玉住職)で19日、子どもの健やかな成長を祈る5年に1回の「稚児練(ちごねり)供養」が行われた。古式にのっとった衣装をまとった子どもたちや保護者など600人以上が同所の町高根生活改善センターから同寺境内まで、約700メートルを練り歩いた。
同寺は810年に空海によって開かれたとされ、虫封じの霊場として知られる。赤や緑の衣装、金色の冠や烏帽子(えぼし)を身に着けた子どもたちは、保護者とともに歩き、境内で太鼓の演奏に出迎えられた。さらに、護摩祈祷で立ち上る炎に護摩木をくべた。
娘3人が参加した同町阿波山の会社員、関慶太さん(29)は「衣装姿がかわいかった。病気やけがをせず健康に育ってほしい」と話した。
(今井俊太郎、写真は村田知宏)
同寺は810年に空海によって開かれたとされ、虫封じの霊場として知られる。赤や緑の衣装、金色の冠や烏帽子(えぼし)を身に着けた子どもたちは、保護者とともに歩き、境内で太鼓の演奏に出迎えられた。さらに、護摩祈祷で立ち上る炎に護摩木をくべた。
娘3人が参加した同町阿波山の会社員、関慶太さん(29)は「衣装姿がかわいかった。病気やけがをせず健康に育ってほしい」と話した。
(今井俊太郎、写真は村田知宏)