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ペッパー、県庁に参上 人型ロボット、児童と交流

小学生と県庁を見学する人型ロボット「Pepper」=水戸市笠原町
小学生と県庁を見学する人型ロボット「Pepper」=水戸市笠原町


人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が21日、県庁見学に訪れた小学生と触れ合った。ペッパーのアプリ開発の一環で、県の若手クリエイター活動拠点「いばらきクリエイターズハウス」(つくば市)に入居する店舗機器販売「テックライン」(本社千葉県柏市)が持ち込んだ。子どもたちは興味深そうにペッパーの動作を見詰め、「かわいい」「すごい」と歓声を上げた。

ペッパーは、ソフトバンクモバイルとフランスのアルデバランの2社が共同開発した人型ロボットで、音声認証や関節動作などさまざまな最新技術が搭載されている。

テックラインはソフトバンクから販売されたペッパーを購入し、事業者向けサービスなどアプリ開発を進めている。

冨田常侑社長は「ペッパーは無限の可能性を秘めている。人に寄り添うロボットとして活躍してくれれば」と期待した。

ペッパーはこの日県庁を訪れた坂東市立沓掛小学校の4年生児童40人を県庁2階ロビーで出迎えた。「沓掛小学校の皆さん、こんにちは」「僕もみんなに会えてうれしいです」などとあいさつ。25階の展望ロビーへ移動すると子どもたちに囲まれてダンスも披露した。

同小の田川のあさん(9)は「ペッパーは初めて見たけど、楽しかった。会えてうれしかった」と笑顔を見せた。 (大平賢二)

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