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国内最高齢カバ特製ケーキで長寿祝う かみね動物園

特製おからケーキを食べる国内最高齢のカバ「バシャン」=日立市宮田町
特製おからケーキを食べる国内最高齢のカバ「バシャン」=日立市宮田町


「敬老の日」の21日、日立市宮田町のかみね動物園で、国内最高齢のカバ「バシャン」に特製おからケーキが振る舞われた。子どもたちが柵越しに見詰める中、バシャンは娘のチャポンとともに20分ほどで平らげた。

バシャンは雌の52歳で、人間の年齢に換算すると90〜95歳という。この日は飼育員がハート型にかたどったおから15キロを用意し、子どもたちがニンジンやジャガイモ、リンゴを飾り付け、色鮮やかなケーキを完成させた。

体重1・5トンのバシャンが小屋から登場すると、来場者からは「大きいー」と歓声。食欲旺盛なバシャンはおからや野菜に夢中になっていた。通常の食事は朝夕2回、草が中心で、担当飼育員は「長寿の秘密は粗食かも」と話している。

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