2015年9月24日(木)

常総市の井戸水 8割超、飲用適さず

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鬼怒川決壊により断水した常総市の地域で井戸水を飲用し、県の水質検査を受けた39世帯のうち33世帯(84・6%)が飲用に不適合だったことが23日、県のまとめで分かった。県は同日、不適合となった全世帯に飲用しないよう電話で知らせた。

19日に井戸水を提出した39世帯のうち33世帯は一般的清浄度を示す「一般細菌」か大腸菌が検出された。一般細菌は32世帯(82・1%)に上り、大腸菌は22世帯(56・4%)だった。両方とも不適合は21世帯(53・8%)。一般細菌のうち16世帯は最高基準値以上だった。

2013年度の県全体の井戸水の水質検査で不適合率は一般細菌が20・3%、大腸菌が3・4%。県生活衛生課は「今回の浸水被害の影響が大きいと考えられる」としている。

同課によると、市内の水道未加入世帯は最大約千世帯とみられ、今回の検査結果で不適合世帯の分布は市内の浸水地域全体に及んでいるという。

県は18日から常総市役所と市地域交流センター(新石下)で井戸水検査の容器を配布中で、「井戸水を飲用に使用している世帯は必ず検査してほしい」と呼び掛けている。容器の回収は25日が同市役所、28日は同センターで、ともに午前9時〜午後3時。県は10月にも無料検査を実施する方針。 (小池忠臣)

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