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かかし祭、きょう開幕 グランプリに「ゴジラ」

かかしグランプリに輝いた作品「ゴジラ」=常陸太田市大中町
かかしグランプリに輝いた作品「ゴジラ」=常陸太田市大中町


常陸太田市里美地区の秋を彩る「第28回里美かかし祭」が24日、開幕する。会場となる同市大中町の里美ふれあい館イベント広場で22日、作品審査会が開かれ、一般の部で「SATOMIゴジラ2015」(阡縁(せんえん)会)が、かかしグランプリに輝いた。

応募作品数は一般の部42点、学生の部15点。来年のえと「申(さる)」をモチーフにした作品が目を引いたほか、独特の動作で話題を呼んだラグビー日本代表の五郎丸歩選手、ゆるキャラ「ねば〜る君」など個性豊かなかかしが勢ぞろいした。

グランプリの「ゴジラ」は、爪の先から尻尾まで精巧に仕上げたリアリティーあふれる大作で高さ約4メートルの大迫力。ミニかかしグランプリに吉村誠さんの「災害復興支援猿」、学生の部グランプリには里美中学校の「さと〜る君と子供たち」が選ばれた。

井坂勝安実行委員長は「素晴らしい作品がそろった。技術も毎年上がっている。多くの人に足を運んで見てほしい」と話した。かかし祭は11月28日まで開かれ、審査外の友好かかしなどを含む約70点が展示される。 (朝倉洋)

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