2016年1月8日(金)

常総市立図書館、3月に仮設オープン 3万冊貸し出し

本館再開10月めど

3月1日に貸し出し業務を再開する常総市の仮設図書館。右奥が本館=同市水海道天満町
3月1日に貸し出し業務を再開する常総市の仮設図書館。右奥が本館=同市水海道天満町

鬼怒川決壊などで被災し、臨時休館している常総市立図書館(同市水海道天満町)は、隣接する駐車場に仮設図書館を3月1日に開設する。プレハブ建屋で3万冊を貸し出す。図書館本館は復旧工事を行い、10月をめどに再開したい考え。

図書館は昨年9月10日の鬼怒川決壊などで床上約30センチ浸水した。所蔵する本やCD15万点のうち、1階の本棚にあった3万点が水に漬かり、処分を余儀なくされた。

市と市教委は復旧工事の期間中、本を貸し出そうと、仮設図書館のプレハブ建設を進めていた。当初は1月の開設を目指したが、本の重みに耐える床の強化工事などの影響で、3月1日のオープンとなった。

仮設図書館の床面積は約350平方メートル。現図書館の南側駐車場に建設している。スペースが限られるため、貸し出しのみとして、閲覧席は設けない。貸し出す本は、国内作家の小説やエッセー約1万冊と、国内の絵本2万冊。

仮設図書館の開設は8月31日まで。この間に本館では床や壁を張り替える工事を進め、早ければ10月にも再開させたい考え。

同図書館は2014年7月、アスベスト(石綿)を含む建材が天井に使われていることが判明。除去工事のため、昨年2月までの7カ月間、臨時休館していた。

高山京子館長は「図書館本館の復旧工事が完了するまで、仮設図書館で少しでも本を貸し出したい」と話している。(松田拓朗)

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