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「玉子まつり」 小美玉をPR

子どもたちが見詰める中で行われたダチョウの卵で料理するイベント=空のえき「そ・ら・ら」
子どもたちが見詰める中で行われたダチョウの卵で料理するイベント=空のえき「そ・ら・ら」


全国有数の鶏卵生産量を誇る小美玉市で26日、「オミタマ玉子王国の玉子まつり」が開かれた。卵をテーマにさまざまなイベントが繰り広げられ、会場の同市山野の空の駅「そ・ら・ら」は大勢の家族連れなどでにぎわった。

同まつりは「そ・ら・ら」と同市養鶏協会(中村強会長)が共催した。「そ・ら・ら」側が「地元が卵の一大産地なのに、PRしないのはもったいない」(河原井忠男駅長)とイベント開催を同協会に持ち掛け、同協会も「地域の人に楽しんでもらい、消費拡大につながれば」と応じ、実現した。

会場には開始前から長い行列ができ、777グラムの卵を100円で販売し、重さを当てる「玉子量り売り」などが人気を集めた。

ご飯1杯100円で生卵と温泉卵を1個ずつ無料配布する「玉子かけご飯教室」では、料理研究家の海野寿江さんが卵白と卵黄を分けてからご飯にかける食べ方を紹介した。

親子でオリジナル卵料理を競う「エッグママコンテスト」には、工夫を凝らした卵料理が出品された。

このほか、玉子運びゲームやエッグ殻のモザイクアート作りが行われ、ひよことの触れ合いコーナーも設けられた。 (高畠和弘)

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