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写真・俳句・書の合同展 作家2人が作品解説 鹿嶋

作品に込めた思いなどを語る写真家の柳下征史さん(左)と書家の川又南岳さん=鹿嶋市宮中
作品に込めた思いなどを語る写真家の柳下征史さん(左)と書家の川又南岳さん=鹿嶋市宮中


ジャンルの異なる3人の作家による合同展「写真・俳句・書で綴(つづ)る日本の原風景展」に合わせ、28日、出展者2人による「茶話会」が同展会場である鹿嶋市宮中の鹿嶋勤労文化会館で開かれた。写真家の柳下征史さん(75)と書家の川又南岳さん(78)が、郷愁を誘う数々の作品に込めた思いやエピソードなどを披露した。

同展のテーマは「おまえ百まで、わしゃ九十九まで」。柳下さんが約50年にわたりかやぶき民家のある風景を撮り続けた写真を俳人の今瀬剛一さんが句で表し、川又さんが独創的な表現の書を添えた。写真は、奥久慈での農作業や結婚式など昭和から平成までの人々の暮らしぶりを写し、100点超が展示されている。

茶話会は柳下さんと川又さんの軽妙なトークで進んだ。「校門へ風先だてて入学子」という句に対し、川又さんは子どもが両手を挙げているような変形した字体で「子」を書いたことについて説明。写真の中の3人の子どもを指し、「喜んでいる様子が字から伝われば」と独自の着眼点を解説してみせた。

柳下さんは「古き良き茨城の原風景の中で50年、30年、20年前の生活文化を思い出してほしい。過去があり今の時代がある。その姿を見てほしい」と話した。6月5日まで。月曜休館。無料。 (小林久隆)

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