2016ひろしま総文・小倉百人一首かるた部門 常総学院 競技かるた部
「ドンッ!」「バシーンッ!」。練習場から柔道の稽古を思わせるような畳をたたく音が響く。
札を払うときの激しさから“畳の上の格闘技”とも称される競技かるた。部長の藤原美穂(ふじわらみほ)さん(3年)は「指のけがも多いです。一番遠くにある札を抜いたときがとてもうれしい」とほほ笑む。
2014年、同好会として発足。15年に部に昇格した。部員は27人。競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」の影響もあり、本年度は1年生18人が入部した。顧問の六渡佳織(ろくどかおり)教諭は「かるたは暗記が必要。覚えることに関して勉強のためにもなっている」と話す。
活動日は週5日。学業と両立しながら短時間でも練習に励む。コンマ数秒の駆け引きを制することが勝利につながるため、部員は読み札を正確に聞き取る耳を大切にする。普段から大きな音が聞こえる場所は避け、音楽を聴くときもイヤホンを使うことはない。
5月の県予選会を経て、藤原部長が同部初となる全国総文の本県選抜に選ばれた。藤原部長は「皆と協力して、まず1勝」と抱負を語った。
■見どころ 本県3校8人出場
8月1〜3日、呉市総合体育館で開催。小倉百人一首を用いたかるた競技。各都道府県代表が5対5の団体戦を行い全国1位を決定する。本県からは常総学院など3校から計8人が出場する。
札を払うときの激しさから“畳の上の格闘技”とも称される競技かるた。部長の藤原美穂(ふじわらみほ)さん(3年)は「指のけがも多いです。一番遠くにある札を抜いたときがとてもうれしい」とほほ笑む。
2014年、同好会として発足。15年に部に昇格した。部員は27人。競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」の影響もあり、本年度は1年生18人が入部した。顧問の六渡佳織(ろくどかおり)教諭は「かるたは暗記が必要。覚えることに関して勉強のためにもなっている」と話す。
活動日は週5日。学業と両立しながら短時間でも練習に励む。コンマ数秒の駆け引きを制することが勝利につながるため、部員は読み札を正確に聞き取る耳を大切にする。普段から大きな音が聞こえる場所は避け、音楽を聴くときもイヤホンを使うことはない。
5月の県予選会を経て、藤原部長が同部初となる全国総文の本県選抜に選ばれた。藤原部長は「皆と協力して、まず1勝」と抱負を語った。
■見どころ 本県3校8人出場
8月1〜3日、呉市総合体育館で開催。小倉百人一首を用いたかるた競技。各都道府県代表が5対5の団体戦を行い全国1位を決定する。本県からは常総学院など3校から計8人が出場する。