2016年8月10日(水)

「さしま茶」アフリカへ 守谷の支援団体が輸出

ニジェール共和国に輸出するさしま茶をPRする関係者=県庁
ニジェール共和国に輸出するさしま茶をPRする関係者=県庁

県産銘茶「さしま茶」が西アフリカのニジェール共和国に輸出される。同国への支援を続ける守谷市内の団体が9日、発表した。日本で初めて海外輸出された茶としても知られ、同国を足掛かりに近隣諸国にも販売を広げたい考え。

輸出するのは、一般社団法人コモン・ニジェール(福田英子代表理事)。同国で太陽光ランタンの寄贈や学習支援などを行う。

福田代表によると、同国では緑茶を飲む習慣があるが、流通しているのは主に中国産。「安心安全でおいしい日本茶を知ってもらいたい」と、守谷市国際交流協会(小川一成会長)、さしま茶協会(石山嘉之会長)などと協力し、現地の好みに合わせ、香りの強い茶葉に仕上げた。500キロを輸出し、現地で販売する。

パッケージには、さしま茶のロゴを入れ、商品名は「日本の緑茶」を公用語のフランス語で表現した。販売価格は、中国産とほぼ同価格帯の300円程度にする予定。

さしま茶は、主に本県南西部で生産され、深いこくと豊かな香りが特徴。幕末に日本で初めて海外に輸出されたことでも知られる。

同団体は、モロッコやソマリアなど近隣諸国への輸出も視野に入れる。石山会長は「販売先が新たに増え、国内向け商品のPRにもつながる」と期待感を示す。

現地での販売は10月中旬を予定。福田代表は「輸出を契機に、茶の栽培指導や文化交流につながればうれしい」と話した。(松崎亘)

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