昔のカメラ、200台寄贈 つくばの朝倉さん
つくば市在住の朝倉愛子さん(86)が、亡き夫が長年かけて集めた歴史的価値の高いフィルムカメラ約200台を筑波学院大(同市吾妻3丁目、大島愼子学長)に寄贈した。同大は30日、朝倉さんに感謝状を贈呈した。大勢の人に見てもらおうと、これらを図書館に展示する。朝倉さんは「昔のカメラというのはこういう物があると、喜んでもらえるといいな」と期待を込めた。
寄贈したのは、昨年2月に85歳で亡くなった夫・収さんが若い頃から集めてきた200台以上のカメラ、各種交換レンズ、関連機材など。収さんは元ジャズバンドのサックス奏者で、熱心なカメラファンだったという。収さんが亡くなった後、残されたフィルムカメラを一括管理できないかと知人に相談したところ、同大を紹介された。
寄贈品の中には、二眼レフカメラの元祖でレンズが3枚あるステレオカメラ「ローライ」や、1920年代の「ローライ・ハイドスコープ」、1930年代のドイツ製蛇腹式カメラ「スーパーイコンタ」などがある。朝倉さんは収さんについて「カメラを一生懸命磨いていた姿を思い出します」と話した。
同大は22日の学園祭から展示を始め、その後も一般の人が見学できるようにする。そのほか学生への貸し出しや映画、ドラマなどでの小道具としての活用なども考えており、フィルムカメラの歴史や使い方を学ぶ講座の開催も考えているという。 (高阿田総司)
寄贈したのは、昨年2月に85歳で亡くなった夫・収さんが若い頃から集めてきた200台以上のカメラ、各種交換レンズ、関連機材など。収さんは元ジャズバンドのサックス奏者で、熱心なカメラファンだったという。収さんが亡くなった後、残されたフィルムカメラを一括管理できないかと知人に相談したところ、同大を紹介された。
寄贈品の中には、二眼レフカメラの元祖でレンズが3枚あるステレオカメラ「ローライ」や、1920年代の「ローライ・ハイドスコープ」、1930年代のドイツ製蛇腹式カメラ「スーパーイコンタ」などがある。朝倉さんは収さんについて「カメラを一生懸命磨いていた姿を思い出します」と話した。
同大は22日の学園祭から展示を始め、その後も一般の人が見学できるようにする。そのほか学生への貸し出しや映画、ドラマなどでの小道具としての活用なども考えており、フィルムカメラの歴史や使い方を学ぶ講座の開催も考えているという。 (高阿田総司)