2017年1月11日(水)

下妻・宗任神社で「日本一早い」豆まき

11日 「福」期待、遠方からファン

日本一早い豆まきが行われる宗任神社=下妻市宗道
日本一早い豆まきが行われる宗任神社=下妻市宗道

日本一早い豆まきの神社として知られる下妻市宗道の宗任(むねとう)神社で、今年も11日に追儺(ついな)祭(さい)が開かれ、豆まきが行われる。旧暦の時代、大晦日(おおみそか)から1月10日まで眠りにつく神様が11日に初めて目覚めることから、毎年この日に神様を起こす「おめざめ祭」が行われ、その後、厄払いの追儺祭(豆まき)が開かれていた。戦後間もなく、西暦を使うようになってからもそのままの日付で行われたため、日本一早い豆まきとなったという。一日でも早く福をもらおうと、境内では例年、県内外から多くのファンが詰め掛ける。


宗任神社は、平安時代後期に東北地方で起こった「前九年の役」(1051〜62年)で、源頼義の軍勢に敗れた阿倍宗任公を祭る。中世の古文書を蔵し、境内には文人碑が立つ。神社の裏手にある江連(えづれ)用水旧溝宮裏両樋(ようすいきゅうこうみやうらりょうひ)は国登録有形文化財に登録されているほか、イチョウやアラカシの大木などの樹木はアラカシの森の名で茨城の自然百選となっている。

行事では、幼児の虫封じのための輪くぐり(8月)や例大祭(11月)などが知られる。

追儺祭は11日の午後1〜6時の1時間ごとに氏子らが豆をまいて厄を払う。松本秀勝宮司によると、お菓子類も一緒にまく午後5時が一番にぎわうそうだ。「日本一早いということで遠方からいらっしゃる方もいます。例年だと、300人以上は集まるでしょうか」と言う。豆をまく際には「福はうち」を3回言い「鬼は外」も3回言う。

大みそかからおめざめ祭までは神様が寝ているため、「太鼓などの鳴り物はいっさい使わず、静かにしています」と松本宮司は笑顔で語った。



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市観光協会は、宗任、愛宕、宗道、下妻、高道祖各神社、大宝八幡宮の6神社を巡る「しもつませつぶんスタンプラリー」を2月19日まで開催している。期間中にスタンプを三つ以上集めると、同協会加盟店で利用できる商品券が当たる懸賞に応募できる。(中村勉)

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