2017年1月11日(水)

つくば電気通信、誘客へ360度画像

「ストリートビュー」活用 ホテルや飲食店 HPでアピール

つくば電気通信が提供する米グーグルの屋内版ストリートビューの撮影例(同社提供)
つくば電気通信が提供する米グーグルの屋内版ストリートビューの撮影例(同社提供)

電気設備施工のつくば電気通信(土浦市並木、植田利収社長)は、グーグル社が提供する屋内版「ストリートビュー」を活用し、県内のホテルや飲食店の誘客を図る事業を立ち上げた。茨城国体や東京五輪で来県者の増加が見込まれる中、インターネットを通じ、外国人を含む観光客らに広くアピールできるよう、建物内を撮影し、ストリートビューに反映させる。


ストリートビューは、グーグル社が2007年に始めたインターネット上の地図サービス。世界各国の公道沿いの風景を360度のパノラマ画像で見ることができる。施設内を見渡せる屋内版サービスは12年に始まった。

撮影には魚眼レンズを装着した一眼レフカメラなど特殊機材を使う。カメラを定位置で360度回転させて撮影した数十枚の写真を組み合わせ、高画質でパノラマ化する。グーグル検索やグーグルマップで見ることが可能で、店舗のホームページ(HP)にも活用できる。

19年の茨城国体や20年の東京五輪に伴い、県外や海外からの観光客は大幅に増えるとみられている。同社は、来県者が事前に宿泊施設や飲食店のHPを検索すると想定し、事業化を決定。社内に「Googleストリートビュー事業課」を設置し、社員2人がグーグル認定フォトグラファーとなった。

同社は、HPサイト内にストリートビューを盛り込むことで、サイトの滞在率が上がり、検索順位が上昇するほか、問い合わせや来店者数の増加が期待できるとみている。パノラマ画像を閲覧できるQRコードも設定でき、ポスターなどに掲示できる。

県内限定の標準プランは撮影地点が10〜15カ所で、税別10万円(休日や早朝・夜間は別料金)。小規模店舗対象のスモールプランや宿泊施設、結婚式場用の各プランを用意した。プランに契約、撮影、制作の各料金が含まれるため、追加費用はないという。

同社の認定フォトグラファー、榎本拓也さんは「世界中で利用されているサービスを使い、観光施設や飲食店の情報を発信できる。県内への誘客を後押ししたい」と話し、今後の需要を見込む。




(大平賢二)

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