水戸の「未来」探る 文化芸術祭典「エンジン01」来月開催で討論会
文化や芸術の祭典「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議オープンカレッジin水戸」の開催を記念した討論会が12日、水戸市文京の茨城大で開かれた。「未来志向の水戸づくり」をテーマに、まちの活性化や若者の活躍などについて高橋靖市長らが議論を交わし、市民ら約100人が耳を傾けた。
エンジン01は2月17〜19日の3日間、同市内で開かれる。著名な文化人ら約150人が講師となり、医療や歴史など多彩な分野の117講座を展開する。
討論会では高橋市長のほか、経営コンサルタントの波頭亮さん、大学生でデザイン会社「飛脚堂」を経営する塙佳憲さんが持論を展開。波頭さんは「経済的な利点ばかりを追い求めると、各商店主が我を通すことになりシャッター街になってしまう。最初はお金にならないようなものでも、二次的、三次的に経済にも波及する。例えば、水戸学を確立した本拠地として、知的文化の誇りを持つことも大事だ」と説明した。
地方都市で駅前のにぎわいが失われつつある現状について、塙さんは「若い人のチャレンジを拒否せず受け入れる姿勢が大切」と強調した。 (前島智仁)
エンジン01は2月17〜19日の3日間、同市内で開かれる。著名な文化人ら約150人が講師となり、医療や歴史など多彩な分野の117講座を展開する。
討論会では高橋市長のほか、経営コンサルタントの波頭亮さん、大学生でデザイン会社「飛脚堂」を経営する塙佳憲さんが持論を展開。波頭さんは「経済的な利点ばかりを追い求めると、各商店主が我を通すことになりシャッター街になってしまう。最初はお金にならないようなものでも、二次的、三次的に経済にも波及する。例えば、水戸学を確立した本拠地として、知的文化の誇りを持つことも大事だ」と説明した。
地方都市で駅前のにぎわいが失われつつある現状について、塙さんは「若い人のチャレンジを拒否せず受け入れる姿勢が大切」と強調した。 (前島智仁)