バスケットボール男子のBリーグ2部(B2)茨城ロボッツが14日、クラブ史上初となる「公開練習　in　那珂総合公園」を那珂市戸崎の同公園アリーナで行い、ファンクラブ会員約80人が選手の練習を間近で見学した。今季前半戦を終え、これまで熱い声援を送ってもらったファンに対して感謝の気持ちを示そうと企画、実施した。練習後はサイン会も行われ、ファンは選手との触れ合いを楽しんだ。


公開練習は、練習試合やウエートトレーニングなど約2時間行われ、ファンは間近で見るプロ選手の迫力あるプレーに歓声や拍手を送った。練習後、岩下桂太ヘッドコーチが「後半戦に向け、新しいロボッツで勝ちを見せられるよう頑張る」と改めて決意を示した。

見学に訪れたひたちなか市立平磯小3年、黒沢妃依(ひより)さん(9)は「選手たちは格好よかった。夏(達雄)選手のファン。今季は力を合わせてみんなで勝ってほしい」と目を輝かせた。約1年前に自身がバスケットボールを始めると同時にファンとなった茨城大付属小4年、一木(ひとき)一杜(かずと)君(10)は「選手たちのプレーは勉強になる。全員からサインをもらった」と笑顔がこぼれた。

一色翔太主将は「多くの方に来ていただいてうれしい。結果で示す後半戦にしたい」と意気込みを語った。20日から始まる後半戦に向け、チーム最多得点のリック・リカート選手は「チームの状態はとても良い」と好調ぶりをアピールした。　(藤谷俊介)