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J2水戸新体制 飛躍へ「前進」

西ケ谷隆之監督(左から6人目)と新加入選手=ケーズデンキスタジアム水戸、菊地克仁撮影
西ケ谷隆之監督(左から6人目)と新加入選手=ケーズデンキスタジアム水戸、菊地克仁撮影


J2水戸は21日、水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で、2017年シーズンの体制を発表し、新加入選手らの会見を行った。新たに加わった11人を含め全30選手で、現在の22チーム制となった2012年以降、同年に並ぶ過去最高順位の13位だった昨季以上の飛躍を目指す。

今季のスローガンは「前進」。沼田邦郎社長(52)は昨年行った城里町小勝の旧町立七会中学校を新練習拠点などとする計画や、アジア戦略に触れ、「次のステップに進む。いろいろな前進の思いがある」と力強く話した。

新加入は192センチの大型DFパウロンなど、個性豊かな選手がそろう。J1での経験も豊富なFW林陵平(30)は即戦力として期待がかかる。昨季途中から期限付き移籍加入し、水戸で19試合3得点したDF福井諒司(29)は、今季から完全移籍で加入した。新人は水戸ユースから昇格したMF中川洋介(18)、阪南大から加入のMF外山凌(22)、高知大の元田龍矢(22)の3人。元田は今季は新潟シンガポールでプレーする。会見で、中川は「アカデミー生の目標となれるよう頑張る」と意気込みを語った。

西ケ谷隆之監督(43)は「今年は主力選手がある程度残り、そこに個々の特長を持った選手が合流してくれた」と今季の手応えを話した。 (矢幡佳那子)

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