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効果音使い朗読会 神栖・矢田部小、アフレコにも挑戦

サウンドデザイナーの効果音を交えた朗読に熱心に耳を傾ける児童たち=神栖市矢田部
サウンドデザイナーの効果音を交えた朗読に熱心に耳を傾ける児童たち=神栖市矢田部


読書に親しみ、さまざまな表現方法を学ぼうと、朗読家とサウンドデザイナーによる朗読ライブが10日、神栖市矢田部の市立矢田部小(志村祥江校長、児童76人)であった。児童たちは、効果音を交えた朗読に熱心に耳を傾けた。

朗読ライブは、低学年と高学年に分かれて実施。水戸市出身の朗読家、見沢淑恵さん(44)が、低学年に「ジャックと豆の木」、高学年に「注文の多い料理店」を朗読。児童たちは早口言葉や音当てクイズのほか、CMのナレーションにも挑戦した。

6年生の15人は「矢田部小の思い出」をテーマにしたDVDの作成にも取り組んだ。それぞれの思い出を写した写真が次々と流れる映像に、一人一人が思い出をつづった原稿をアフレコした。

共に6年の岩瀬真弥さん(12)は「朗読ライブで学んだ表現方法を今後の学習に生かしたい」、西谷太志さん(12)は「効果音や言葉の強弱など、相手に伝わる朗読が大切であることを学んだ」とそれぞれ話した。

見沢さんは「同じ言葉でも言い方などによって伝わり方は違う。朗読ライブの授業で自分の発する言葉がどのように伝わるのか体感して、表現することを学んでほしい」と話した。

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