2017年2月16日(木)

ナマズの活用策PR 行方市、全国サミット参加

「嫌われ者」の特産化紹介

「なめパックン」(写真提供・行方市)
「なめパックン」(写真提供・行方市)

「ご当地グルメ」としてナマズを売り出している行方市は、埼玉県吉川市で18日に初めて開催される「全国なまずサミット」に参加する。ナマズを特産化してまちおこしを目指す、全国各地の自治体や観光協会が集まるサミット。行方市は、霞ケ浦で外来魚として漁師などから嫌われるアメリカナマズを活用した「行方バーガー なめパックン」などを出品し、特産化の取り組みを紹介、全国にPRするほか、ナマズ産業活性化に向けた意見交換など行う。

サミットは、江戸時代からナマズの食文化がある吉川市が、ナマズで有名な各地の自治体に呼び掛けて実現した。同市や行方市、「なまずまつり」を開催している岐阜県羽島市など6市町と、佐賀県嬉野市の観光協会が参加。当日は、首長らがシンポジウムで意見交換するほか、各自治体によるブース展示、料理の試食会などを企画している。

アメリカナマズは、白身魚が国内で不足した約30年前に北アメリカから持ち込まれ、霞ケ浦で養殖が始められた歴史がある。霞ケ浦の生態系の上位にあり“霞ケ浦のギャング”として嫌われるナマズだが、行方市商工会は、2007年からナマズの特産品作りに取り組み、まちおこしの起爆剤として活用してきた。

同商工会では、ナマズをモチーフにしたキャラクター「ニコちゃん&なめぞう」も作った。市農林水産課は「行方市にとってナマズは漁師たちを困らせ、駆除すべき外来魚である一方、養殖して特産品として売り込むものでもある」と語る。

同商工会では「なめパックン」のほか、高級薫製生ハム「湖(かわ)ふぐ」を販売。市内ではナマズのかば焼きを販売する飲食店もある。

同商工会は「アメリカナマズは嫌われ者だが、うまく使えばまちおこしにつながる。サミットに参加し、珍味で高級でヘルシーなナマズを見直してもらうきっかけにしたい」と話す。 (三次豪)

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