2017年2月17日(金)

球体フレームでドローン保護 IAEが販売

ドローン用「回転球体フレーム」=つくば市内
ドローン用「回転球体フレーム」=つくば市内

小型無人機「ドローン」開発販売のイバラキ・エアポート・エンタープライズ(IAE、水戸市笠原町、佐口謙一社長)は、墜落や接触による損傷リスクを軽減する保護フレーム「ドローンセイバー」を開発し、本格的な販売を始めた。

同社によると、フレームはドローンを覆うように球体で、直径は、(1)90センチ(2)100センチ(3)110センチ-の3種類。カーボン製で軽量化を図り、90センチタイプは約300グラム。骨組みの一本一本が細いため、撮影にも大きな影響はない。

同社は、フレームを使うことで、建造物などにより接近しやすくなるほか、機体や対象物の損傷防止、落下した際に人への被害が軽減できるとしている。装着可能なドローンは3・5〜5キロを想定。フレームを装着しても本体の動きには影響がないという。

ドローンは、スマートフォンなどで操作が可能なこともあり、風力発電設備のブレード(羽根)や橋、太陽光パネルなど建造物の点検に活用できるほか、災害現場の状況確認や空撮サービス、荷物運搬など幅広い分野で活用が期待されている。

一方で、普及に伴い、茨城県を含め、全国でドローンの落下や放置が相次いでいる。多くは操縦ミスによって機体を見失ったり、対象物に接触して損傷したものとみられている。

フレームの販売価格は25万円(税別)。フレーム付きドローンによる調査業務の依頼も受けており、1日当たり10万円、半日は6万円(同)。既に、調査を行う事業者数社から引き合いがあるという。

佐口社長は「フレームがあることで、これまで以上に対象物に接近が可能になり、ドローンの活用の幅は格段に広がる」と話している。 (大平賢二)

全国・世界のニュース

2017 年
 2 月 20 日 (月)

メニュー
投稿・読者参加
サービス