公園内にアート作品を展示する「いしおかの里山アート展」が石岡市下青柳の県フラワーパークで開かれている。里山の風景とアートを組み合わせて地域の魅力を発信しようと、同市観光協会が初開催。瓦や鉄、石などの作品が園内の所々に並び、来場者の目を引いている。3月5日まで。

瓦作品は、市内を流れる恋瀬川流域の土を使い、県内で唯一製造から施工までを行う桜井瓦工業(同市小塙)が協力。県内外の20人のアーティストが思い思いのデザインを瓦に施し、ゲート正面から芝生の丘に向かう散策路脇に展示。

デザインの世界的コンペティション・ニューヨークADC入選作品のパネル展示のほか、武蔵野美術大の学生やOBが制作したアート作品は、大温室や芝生の丘に飾られている。

期間中は、クラフト作家によるアクセサリー・雑貨の展示販売(3月3〜5日)も行われる。

同園の入場料は高校生以上370円、小中学生190円、小学生未満無料。月曜休園(月曜が祝日の場合は翌日)。午前9時〜午後5時。　　(高畠和弘)