2017年3月21日(火)

復旧球場で野球教室 常総、元プロ・池田さん講師に

子どもたちにバッティングを披露する元日本ハム選手の池田剛基さん=常総市大生郷町
子どもたちにバッティングを披露する元日本ハム選手の池田剛基さん=常総市大生郷町

2015年9月の鬼怒川の大規模水害で、災害廃棄物の置き場となっていた常総市大生郷町の市青少年の家野球場復旧を記念する少年野球教室が20日、同所で開かれた。プロ野球・日本ハムの元選手、池田剛基さん(32)が講師を務め、子どもたちは野球できる喜びをかみしめながら指導を受けた。

同野球場は、浸水家屋の解体に伴い発生した木材や金属類、畳などが一面を覆っていたが、昨年9月に撤去され、土の入れ替え工事が1月まで行われた。

地元の学童チーム「OSマリナーズ」はこの間、別の離れた場所での練習を余儀なくされ、市外のチームに合同練習を頼み込むこともあった。渡辺武監督(47)は「道具の運び出しなど保護者の負担も大きかった」と振り返る。

野球場が使えるようになり、練習を再開したのは3月に入ってからだ。同チームのピッチャー、坂野司君(12)は「土が軟らかいので、スライディングしても大丈夫。がれきがあった時は、もうここで野球ができないと思っていたので、戻れてうれしい」と笑顔で話した。

池田さんは日本ハムで3年間現役を務め、現在は小中学生に野球を教える球団職員。この日の野球教室にはOSマリナーズを含む市内8チームから小学生150人が参加し、池田さんからボールの投げ方や守備、打撃のこつなど、2時間にわたって教わった。

池田さんは子どもたちに「親に買ってもらった野球グローブ。自分でしっかり手入れしてほしい」と呼び掛けた。教室の最後には特大ホームランを見せ、子どもたちを喜ばせた。

日本ハム球団によると、今回の野球教室は地域活性化とファン拡大を狙い、本県で始める「エリアマネジメントプロジェクト」の第1弾。9月には牛久、土浦両市で2軍の試合を行うという。 (今橋憲正)

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