2017年4月11日(火)

蔵書収容能力56万冊 土浦市新図書館

交流スペース、サロンも

土浦市が11月に完成を目指す新図書館の館内の完成予想図
土浦市が11月に完成を目指す新図書館の館内の完成予想図

土浦市が11月のオープンを目指し、JR土浦駅前(同市大和町)への移転新築を進めている市立図書館の概要がまとまった。蔵書の収容能力は56万冊と、自治体図書館では県内トップ級。駅前立地を生かし、交流スペースやサロンなど市民が気軽に立ち寄れる場を設ける。自動書庫を活用して貸し出しサービスも充実させる。新図書館は駅北地区再開発事業の一環で、市は駅前の活性化を図る。


市立図書館によると、新図書館は地上4階建て、建築面積約5250平方メートルの複合ビルの中核施設として開館する。鉄骨造りで、自然光が入るガラス張りの構造となる。蔵書は56万冊収容でき、開館当初は35万冊でスタートする。

1階は市民が使えるギャラリーを併設し、にぎわい創出を図る。現在、りそな銀行土浦支店がある場所に屋外広場が設けられ、同支店は複合ビル1階の商業スペースに移転する。2階は土浦駅のペデストリアンデッキ(歩行者道路)と連結。児童書や情報コーナー、くらし関連、親子向けの「おはなし室」などを設置する。

3階は開架図書室で、一般(専門書)、行政書、新聞、地図、地域図書などを置く。テラス方式の読書サロンは自動販売機を置き、部屋からは駅構内を見渡すことができる。研究やビジネス利用のため防音構造の個室を4室用意し、予約制で貸し出す。4階はラウンジや学習室、研修室、事務室。屋上とつながるガーデンやステージも設ける。

閉架図書にはコンピューター管理できる自動書庫を取り入れる。県内では結城市の市立図書館に次いで2例目。利用者から貸し出し申し込みがあった際、館員がパソコン入力すると機械が自動で書庫内の本を探して届ける仕組み。人手では5〜6分かかる時間が最長でも2〜3分に短縮する。

新図書館は市役所の駅前ウララビルへの移転と並ぶ中心市街地活性化の目玉事業。同館の入沢弘子館長は新図書館について「地元の情報を発信するコーナーも設け、市役所と合わせて中心市街地や市のPRの拠点にしていきたい」と話した。 (綿引正雄)

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