2017年6月26日(月)

フードバンク協力訴え「生活困窮者に安心感」

大野理事長講演会

講演するNPO法人フードバンク茨城理事長の大野覚さん=水戸市南町
講演するNPO法人フードバンク茨城理事長の大野覚さん=水戸市南町

茨城新聞みと・まち・情報館(水戸市南町2丁目)の第9回ミニ講演会「この人に聞く!」は19日、同情報館で開かれ、NPO法人フードバンク茨城(牛久市)理事長の大野覚さんが活動の様子を紹介し、協力を呼び掛けた。

フードバンクは、規格外や包装の不具合などで廃棄処分となる食品を企業から、また家庭で消費されない食品を住民から寄贈してもらい、生活困窮者を支援している団体や福祉施設に無償提供する活動。

講演の中で、大野さんは「廃棄処分される食品は国内で年間621トン。国民1人当たり毎日、おにぎり1、2個分を捨てている重量。一方で、病気や失業、家族関係などさまざまな理由が重なって、生活困窮者が増えており、食品提供が生活困窮者に一時的な安心感を与えている」とフードバンクの必要性を強調。「フードバンク茨城の活動は会費やボランティアに支えられている」として協力を訴えた。

講演の参加者からは「仲間にも知ってもらうため、フードバンクの学習会を開催したい」「生活困窮者がフードバンクに依存せず、自立できるような仕組みをつくってほしい」などの感想が出ていた。

茨城新聞社ではフードバンク茨城の食品受取箱「きずなBOX」をみと・まち・情報館に設置し、情報館利用者らに家庭に眠る食品の提供を呼び掛けている。 

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