2017年7月8日(土)

大洗アウトレット売却へ 来春リニューアル

不動産開発会社に

テナントの空きが目立つようになった大洗リゾートアウトレット=5月8日、大洗町港中央
テナントの空きが目立つようになった大洗リゾートアウトレット=5月8日、大洗町港中央

大洗町港中央のショッピングモール「大洗リゾートアウトレット」について、運営する八ケ岳モールマネージメント(東京)が、商業施設の誘致などを手掛ける不動産開発研究所(同)に施設を売却することが7日、複数の関係者への取材で分かった。両社は同日、建物や一部の土地を売却する契約を取り交わし、20日に建物を引き渡す予定。同施設は新たなテナントを加え、来春をめどにリニューアルオープンする見通し。

八ケ岳モールマネージメントは2005年7月、同町の臨港地区約2万1千平方メートルについて、所有者の県と20年間の定期借地権契約を締結。翌06年に県内初のアウトレットモールとして同施設をオープンした。

関係者によると、売却契約を結んだのは、建物と同社が所有する一部の土地。県所有の残りの大部分の土地については今後、県と協議するとみられる。

同施設はオープン当時、鉄骨2階建て延べ床面積約1万3200平方メートルで、約70店舗が出店。客足は好調で、09年4月には増床のため、隣接する土地約7千平方メートルを県から購入した。

だが、11年に東日本大震災の津波で1階部分が浸水し、復旧のため約4カ月間、閉店を余儀なくされた。近年は客足も遠のき、テナント数は7日現在、約20店に減少。昨年から施設の売却を検討し、今年に入り両社で交渉を続けていた。

不動産開発研究所は、現在のテナントが営業を続けながら、並行して建物を改修する方針。今秋までに新たなテナントを選定した上で、来春にもオープンさせたい意向とされる。

八ケ岳モールマネージメントの藤井弘毅社長は、茨城新聞の取材に対し「実績のある相手が見つかり良かった」とコメント。不動産開発研究所は新たなテナント名は明かさず、「地元のニーズに合わせた魅力あるショッピングモールにしたい」と答えた。(鈴木剛史)

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