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那珂でフェア 地産地消推進へ交流

マッチングフェアで地元の野菜や穀物などを素材に作った試食品を味わうバイヤーなど参加者=那珂市福田
マッチングフェアで地元の野菜や穀物などを素材に作った試食品を味わうバイヤーなど参加者=那珂市福田


「地産地消」を推進する那珂市で5日、生産者と流通のバイヤーや飲食店関係者をマッチングする本年度の「アグリビジネスセミナ・夏の味覚マッチングフェア那珂彩菜」が開かれた。2回目の今回は、4月に誕生した農業6次化や地元産農産物の向上・販路拡大を目指すアグリビジネスネットワーク「フェルミエ那珂」(綿引桂太会長)が那珂市と主催。同市の生産物トマトをモチーフに地元の水戸農業高校生が制作した「フェルミエ那珂」のロゴマークも披露された。


「フェルミエ那珂」は市内の農畜産物生産者と直売所、加工業者など28団体で構成。(1)栽培技術の向上(2)ブランド力向上と情報発信(3)6次化の推進(4)マッチングフェアや商談会の開催など販売戦略の構築(5)消費宣伝-などを行う。

披露されたロゴは、トマトがモチーフになっており、へたの緑の部分が那珂市の地図になっているのが特徴。水戸農業高校生の米谷紗佳(さやか)さんが考案。同級生の水戸部優海来(ゆうり)さん、土田真優(まゆ)さん、三村莉奈さんの3人が制作に協力した。

フェアでは市場関係者の講演が行われ、経営相談コーナーが設けられたほか、各出展者がブースで地元産野菜や加工品などを紹介。レストランや調理専門学校、ホテルによる提案料理の試食、飲食店などによる米ゲル製品の試食が行われ、交流した。 (萩庭健司)

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