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おやつの適正量学ぶ 鉾田・当間小で食育教室

ポテトチップスを使っておやつの適正量を計る児童と祖父母たち=鉾田市当間
ポテトチップスを使っておやつの適正量を計る児童と祖父母たち=鉾田市当間


おやつの適正量と給食の楽しさを知ってもらおうと、児童と祖父母対象の食育教室と給食試食会が18日、鉾田市当間の市立当間小(宮崎修士校長)で開かれた。児童たちはポテトチップスを題材に、おやつを食べる時間や摂取カロリーなどをクイズ形式で学習。祖父母たちと共に食卓も囲み、楽しい時間を過ごした。

食育教室は、菓子メーカー大手のカルビー(東京)の食育担当者が3、4年生の児童と祖父母の計約60人を対象に実施。担当者は、おやつの役割を「体と心の栄養」として、おやつの1人当たり分量や食べる時間について「適正量は200キロカロリー。食事の2時間前におやつを食べ終わるのが理想」と説明。パッケージ裏面の成分表示などを参考に、飲み物を含め「おやつを取り過ぎたら頑張って運動しよう」と呼び掛けた。

子どもたちと祖父母は、ポテトチップスを使って普段おやつで食べる量と適正量の違いを確認したほか、塩煎餅やあんパン、ポテトチップスなどを塩分の多い順に並べたり、200キロカロリーを消費する運動時間に関するクイズに挑戦したりした。

給食試食会には他学年の祖父母も参加。子どもたちとカレーライスやサラダなどを試食し、孫たちとの会話を楽しんだ。

食育教室に参加した4年生の小川莉央さん(9)は「おやつの量と食べる時間がよく分かった。これから実行したい」と話した。

孫と一緒に給食を食べた菅井邦子さん(68)は「こういう機会は少ないので楽しかった。給食もおいしい」と笑顔を見せた。(大平賢二)

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