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夏ワカサギ食卓へ 霞ケ浦・北浦で漁解禁

漁が解禁され、次々と水揚げされるワカサギ=行方市手賀
漁が解禁され、次々と水揚げされるワカサギ=行方市手賀


霞ケ浦と北浦で21日、ワカサギ漁が解禁された。夏の漁は全国でも珍しく、身が柔らかいとされる。早朝、体を輝かせた多くのワカサギが水揚げされた。

行方市手賀の船だまりでは午前5時半ごろ、漁師たちが獲れたてのワカサギの入れたケースを次々とトラックに積み込んだ。霞ケ浦漁協水産研究会の伊藤一郎会長(51)は「夏ワカサギは脂がのって骨も柔らかくておいしい。天ぷらや煮干しで多くの人に食べてほしい」と笑顔を見せた。

県霞ケ浦北浦水産事務所によると、この日は199隻が出漁し、1隻当たりの平均漁獲量は霞ケ浦で43・2キロ、北浦で13・8キロだった。漁は12月31日まで続く。

22日は午前11時から、同市玉造甲の道の駅たまつくりで、新鮮なワカサギを販売する「わかさぎ解禁市」が開かれる。(三次豪)

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