2017年8月13日(日)

知事選 橋本氏「再稼働認めず」 東海村長「距離置く」

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日本原子力発電(原電)東海第2原発(東海村白方)に関し、現職の橋本昌氏が知事選告示日の出陣式で再稼働を無条件で認めないと言明したのを受け、東海村の山田修村長は12日、自治体に義務付けられた避難計画が策定作業の途中であることから「行政の役割を放棄するような発言」と疑問を呈して「(橋本氏とは)一定の距離を置きたい」とし、知事選では橋本氏を含めいずれの候補も支援しない意向を示した。これまで県町村会の一員として橋本氏を推薦していた。

22日告示の村長選を控える山田氏は12日、後援会幹部に橋本氏の考え方との違いを説明した。週明けにも記者会見を開く方針。

原発の再稼働問題を巡り、橋本氏は従来、国の判断待ちの姿勢だったが、7月末の公約発表会見で「安全性や避難計画の実効性が確保されない限り再稼働は認められない」と表明。今月10日の出陣式で「(無条件に)認められない」とさらに踏み込んだ。

山田氏は、東海第2から半径30キロ圏内の14市町村と県は避難計画の策定が義務付けられている点を挙げ、「今は各自治体が計画策定の可能性を追求している段階。(無条件の反対は)それを無視した話で見過ごせない」と語った。

自身の再稼働に対する考えは、東海第2は再稼働の前提となる国の適合性審査や避難計画の策定、原子力安全協定の見直し協議などが終わっていないことなどを理由に、「再稼働の可否を判断できる状況にない」とこれまで通り「白紙」の立場を強調した。

知事選に関しては「東海村にとって原子力問題は重要テーマ。そこで考え方に違いができたのでは応援できない」と明言。ほかの候補者を応援する可能性は否定した。 (戸島大樹)

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