2017年8月24日(木)

関鉄「竜ケ崎客車庫」解体 貴重な鉄道遺品選別

一般公開へ

竜ケ崎客車庫に使われたレールを調べる十文字義之さん=龍ケ崎市の竜ケ崎駅構内
竜ケ崎客車庫に使われたレールを調べる十文字義之さん=龍ケ崎市の竜ケ崎駅構内

龍ケ崎市内を走る関東鉄道の竜ケ崎駅で、車両点検などの拠点として100年以上使用されてきた「竜ケ崎客車庫」が解体されることを受け、関係者が23日、解体作業中の現地に集まり、客車庫に眠る鉄道遺品を調査した。

関東鉄道によると、客車庫は1914(大正3)年ごろ建設され、老朽化に伴い、今月いっぱいで解体される。新たな車両整備施設は10月中に新設される予定。今月6日には、鉄道ファンらによる「さよならイベント」も行われた。

この日の調査は、「さよならイベント」を企画した市地域公共交通活性化協議会(十文字義之会長)が行った。調査により、柱や土台などに用いられた明治期の英国製レールをはじめ、木製のトロッコ、車両の検査予定を書き込んだとみられる黒板、車両の窓枠などといった貴重な鉄道遺品が選別された。これらの鉄道遺品は今後、市内で展示会を開き、公開される予定。

十文字会長は「長年、竜ケ崎線の安全運行を支えてきた客車庫の鉄道遺品を後世に残したい」と説明。県立竜ケ崎一高2年、黒沢瑛史さん(16)も参加し、「これから竜ケ崎線について調べたい。調査に参加したことで、歴史の一端に触れることができて勉強になった」と話した。 (鹿嶋栄寿)

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