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和太鼓で結城PR 「結城紬太鼓」国文祭出演へ

結城紬太鼓のメンバー=結城市結城
結城紬太鼓のメンバー=結城市結城


結城市で活動する和太鼓グループ「結城紬(つむぎ)太鼓」が10月に奈良県で開かれる「国民文化祭なら2017 太鼓の祭典」に出演する。普段は市内を中心に演奏を披露している同グループだが、全国の大きな舞台に立つのは初めて。グループ名と同じオリジナル曲「結城紬太鼓」を披露する予定で、メンバーたちは「結城をPRしたい」と意気込み、練習に励んでいる。

結城紬太鼓は、作曲家の横山菁児さんによるオリジナル曲「結城紬太鼓」の保存継承を目的に1992年に結成された。市民から参加を募り、現在のメンバーは小学生から70代まで計16人。週2回、同市結城の市伝統工芸コミュニティーセンターを拠点に活動している。

太鼓の祭典は、出演団体を募集していることを知り今年1月に応募。公募団体42団体の一つとして、4月に内定した。本県からは唯一の参加だ。地域のイベントや学校などで年間平均25回の出演を続けているが、代表の稲葉由美子さん(62)は「今までにない大きなイベント。子どもたちに大舞台を経験してほしかった。子どもたちもやる気で励みになる」と話す。

本番の持ち時間は7分間。「序」「舞」「終」の3章からなる「結城紬太鼓」の「舞の章」を披露する。舞の章は七つのパートに分かれた曲で、今のメンバーではあまり演奏していないといい、「大きなチャレンジ」(稲葉さん)だ。

演奏のメインとなるのは5人の子どもたち。柳川心愛さん(11)は「和太鼓はみんなで楽しくたたけて、迫力があるところが好き」と魅力を語る。小林誠仁さん(11)は「チームワークを大切にして演奏したい」と目標を挙げる。

本番に向け、週2回の夜の練習にも力が入る。7年前から指導している和太鼓演奏家の鎌田等さん(33)は「格好よりも中身を大事にしている。『結城紬太鼓』は素朴な感じが、味があっていい。それを本番でも見せたい」と話す。

稲葉さんは「今からドキドキしているが、みんなでたたいて楽しみたい。同時に結城紬や結城市のPRもしたい」と力を込めた。

太鼓の祭典は10月15日、奈良県大和郡山市のDMGMORIやまと郡山城ホールで開かれる。 (平野有紀)

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