2017年9月13日(水)

自転車のまち土浦へ 市内「散走」コース提案

市職員や商工業者 まちづくり議論

自転車による街歩きのコースづくりについて話し合う参加者=土浦市中央
自転車による街歩きのコースづくりについて話し合う参加者=土浦市中央

土浦市有明町の土浦駅ビル「ペルチ土浦」に、自転車専用道路「つくば霞ケ浦りんりんロード」に関連した自転車拠点が造られることを受け、同市で自転車によるまちづくりを考えるワークショップが始まった。地元商工業者や市職員らが参加し、市内を自転車で巡る「散走」のコースづくりやまちづくりの在り方について知恵を出し合っている。

ワークショップは、自転車に乗って街を巡る散走の普及へ向けた交流会と位置付け、県、市などが主催。初回は2日、同市中央の土浦商工会議所で約20人が参加して開かれた。散走など自転車を通じたライフスタイルを提案するOVE(オーブ、東京)の室谷恵美マネージャーが進行役を務め、参加者は土浦市内を自転車で巡るさまざまなコースを考えた。

参加者は4グループに分かれ、アイデアを出し合った。散走コースにおもちゃ屋を入れた「子どもと走りたい土浦」、市内を流れる桜川の橋を走る「土浦桜川7橋巡り」、名物ハンバーガー屋に立ち寄る「虫掛ハンバーガー散走」、名店を巡る「土浦の文化を味わう」の4コースが出来上がった。

室谷さんは「散走は自転車で走りながら、地域の食や自然、歴史・文化を味わい、地域の良さを見直す新しい発想のイベント。ツーリングやレースだけではまちづくりにまで裾野が広がらない。サイクリストや観光客が来るだけでなく、住民も一緒に交流し幸せになれる活性化を実践できれば」と期待を込めた。

ワークショップは30日にも開かれ、参加者が今回提案された散走コースを実際に走る。観光客に推奨するコースを確定し、自転車活用の年間計画も作る。一般市民の参加も受け付ける。県地域計画課の中村浩副参事(サイクリング担当)は「こうした取り組みを広げて、自転車のまち土浦を発信していければ」と語った。

りんりんロードは、旧筑波鉄道跡などを利用した総延長約180キロに及ぶ自転車専用道路。県と市は、土浦駅ビルに自転車利用者の拠点「りんりんスクエア土浦」を設け、レンタサイクルスペースやシャワー付き更衣室などを本年度末までに造る予定。 (綿引正雄)

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