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音楽とグルメ満喫 水戸・千波湖畔ISOフェス 本県の魅力発信

「茨城総合物産音楽フェスティバル2017」のフィナーレで、出演者が勢ぞろいし、盛り上がる観客=水戸市千波町、嘉成隆行撮影
「茨城総合物産音楽フェスティバル2017」のフィナーレで、出演者が勢ぞろいし、盛り上がる観客=水戸市千波町、嘉成隆行撮影


音楽とグルメの複合イベント「茨城総合物産音楽フェスティバル2017」(ISOフェス)が16日、水戸市千波町の千波湖ふれあい広場で開かれた。子どもから大人まで県内外から訪れた観客が、約11時間にわたり繰り広げられた本県出身のアーティストら13組の圧巻のステージに熱狂、本県のグルメを堪能した。

フェスは茨城新聞親善大使で同市出身のシンガーソングライター、磯山純さんが企画し今年で2回目。音楽の「ライブエリア」と、本県などのグルメ約40店の「物産展エリア」の2会場に分け、本県の魅力を県内外に発信した。

ライブでは本県ゆかりの5組のうち、磯山さんが作詞し、茨城新聞親善大使で常陸太田市出身のマシコタツロウさんが作曲した「鬼百合を見上げて」を初公開、磯山さんがしっとりと歌い上げた。

同市出身で常陸太田アンバサダーの吉川友さんは本県開催のフェスに初出演。「茨城を好きになって帰って」と、故郷への思いを歌った曲も披露した。

夫婦で訪れた水戸市の本多亮子さん(53)は「アーティストと距離が近いし、地元出身の人の歌を初めて生で聴けてよかった」と喜んでいた。

物産展では、小美玉産の豚肉を使ったホルモン鍋や大洗産しらす丼などこだわりの逸品が提供された。東京都から訪れた男性(45)は「海産物がおいしいのは知っていたが、それだけではないと知った」と本県の魅力にあらためて気付いた様子。また、茨城新聞のブースは磯山さんとマシコタツロウさんの等身大パネルを設置したほか、新聞の魅力をPRした。

磯山さんは「茨城の魅力を発見して帰ってもらえたら。次回につながるよう今後も頑張りたい」と話した。

(大貫璃未)

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