2017年11月6日(月)

水戸でビブリオバトル 本の面白さ伝える

北原さん(筑波大)優勝 来月、全国へ

ビブリオバトル茨城決戦大会で優勝した筑波大1年の北原光梨さん=水戸市三の丸の県立図書館
ビブリオバトル茨城決戦大会で優勝した筑波大1年の北原光梨さん=水戸市三の丸の県立図書館

面白いと思った本を大学生が紹介し、観客の投票で最も読みたい本を決める「全国大学ビブリオバトル首都決戦」の茨城決戦大会が5日、水戸市三の丸の県立図書館で開かれた。伊坂幸太郎著「夜の国のクーパー」を薦めた筑波大情報学群知識情報・図書館学類1年の北原光梨さん(18)が優勝した。同実行委員会が主催で、県内予選は初めて。

ビブリオバトルは発表者がお薦めの本を5分でプレゼンテーションし、本の面白さを伝える。終了後に2分間、観客から質問を受け内容や思いについて語る。最後に観客が「どの本が読んでみたくなったか」を基準に投票し、優勝者を決める仕組み。

茨城決戦大会には、筑波大、常磐大、茨城キリスト教大、茨城大の県内4大学でそれぞれ開かれた予選会を勝ち進んだ4人が出場した。

北原さんはプレゼンテーションで「伊坂さんは伏線を大事にして最後に回収する作家」と紹介。帯について「『猫と戦争、世界の秘密についての話』と書いてある。裏には『帰ろう、帰るか』としか書いていない」と装丁の特徴を語った。内容について「猫がしゃべるようにファンタジーを前面に押し出している。伏線を張り巡らせたトリックをあなたは見抜くことができるか」と問い掛けた。

将来の夢は図書館司書という北原さんは、12月17日に東京・大手町で開かれる全国大会に出場する。

ビブリオバトルは「いばらき読書フェスティバル」(茨城新聞社など後援)の一環行事。作家の伊東潤氏による「水戸藩の幕末」をテーマにした講演や古本販売などもあった。


(清水英彦)

全国・世界のニュース

2017 年
 11 月 24 日 (金)

メニュー
投稿・読者参加
サービス